開湯900年の歴史を誇る温泉には、今もさまざまな逸話や伝説が残る。
渾々と湧き出る湯の音に耳を澄ましながら、温泉と歴史探訪の旅にでかけよう。
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<赤湯温泉の由来>
今から900年の昔、八幡太郎義家の弟義綱が、草刈八幡のお告げで、渾々と湧き出す湯を発見した。戦いで傷ついた家来たちを湯に入れると、たちまちのうちに傷が治り、傷からでた血で温泉は深紅に染まったといわれる。そしてこの地が「赤湯」と呼ばれるようになったのだという。
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<赤湯温泉の歴史>
江戸時代には近隣百姓や、病気の者の湯治場として繁栄した。同時に、米沢市の小野川温泉と並んで上杉藩の温泉場として利用されていた。なかでも上杉鷹山は、画家に命じて「丹泉八勝」(赤湯八景)を描かせており、この地への愛着のほどが伺われる。
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<赤湯温泉の効能>
泉質はナトリウム・カルシウム 塩化物温泉。源泉温度は63度c。きりきず、やけど、皮膚病などに効き、またナトリウムやリチウムを含み、腰痛や肩こりなどにも効果的です。精神的にリラックスさせる効用もあります。
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