山形県のぶどうの出荷量は山梨にひきついで全国で第2位。なかでも南陽市はその中心地として知られています。 南陽市のワイン醸造の歴史は古く、明治中ばくらいからはじまりました。最初はアルコールを含んだブドウ酒でしかなかったものが時代の流れに応じて本格的な味わい深いワインとなったものです。県内ワイナリー11社のうち、南陽市には4社が開業し、このまほろばの地ならではの特色のあるワインを出荷しています。

初夏の味覚と呼ばれるにふさわしい、さくらんぼ。南陽市は山形県内でも有数のさくらんぼの生産量を誇ります。 品種は「佐藤錦」「ナポレオン」のほか「なんよう」も人気が高まっています。初夏の訪れとともに、かわいらしいルビー色の実をつけ、一粒ほおばれば甘酸っぱい果汁が口中に広がります。市内には多くの観光さくらんぼ園があり、6月から7月上旬にかけて多くの観光客でにぎわいます。

南陽市は山形県でのぶどうの発祥の地といわれ、白竜湖(はくりゅうこ)付近の段々畑から完熟ぶどうが出荷されています。南陽のぶどうは、湿潤な空気と昼夜の温度差によって甘くておいしいと評判です。観光果樹園は県内でも最も古い歴史を持っていて、国道沿いには多くの直売店も並んでいます。

果実の中にたっぷり蜜が入った「無袋ふじ」。蜜の正体は光合成でできたブドウ糖の一種ソルビドールで、熟成すると細胞の隙間まで流れ込んで蜜状になります。山形は気候的にりんごの完熟期と収穫時期が一致する恵まれた土地柄で、全国的にも評判のおいしいりんごが生産されます。

近年とくに注目があつまっているラ・フランス。外見とは似ても似つかぬ独特の甘い香りと、まろやかな舌ざわりで今は「フルーツの女王」と呼ばれています。収穫してから2週間後の柔らかくなった頃が食べ頃です。生食のほか、和洋菓子やアイス、ワイン、ジュースなどの製品も人気です。


南陽のワイン銘柄



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