「ヤマガタダイカイギュウ」とは昭和五十三年に大江町用の最上川河底の岩盤から化石として発見された海牛の仲間でステラー海牛、ジュゴン、マナティの先祖とされる。化石から体長3.8m、胴回り3.5mで草食の哺乳動物と考えられる。「ヤマガタダイカイギュウ」が生息した八百万年前は付近は浅い海でコンブなどが生えていたと考えられる。「ヤマガタダイカイギュウ」はジョルダン海牛からステラー海牛の仲間への進化を繋ぐミッシングリンクとされ海牛の進化を解く貴重な化石とされている。現在「ヤマガタダイカイギュウ」の化石は山形県立博物館において保存されている。 |