貉の御所

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「貉の御所」は建武二年の磨崖碑である。この年は楠木正成が東の屋代荘を賜った年であった。 南陽市松沢には「貉の御所」という洞窟があり、月夜には貉の親子が踊り、三、四十匹が集まることもあったという。その洞窟は山の峰まで続き、入口で木を燃やすと山の峰から煙が立ったという話が伝わっている。
「貉の御所」は実は建武二年(1335年)の磨崖碑である。建武二年という年はあの楠木正成がこの地より東の屋代荘の地頭になった年で楠木正成との関係も想像される。

 

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