山形空港

  羽州街道
国道287号

  羽州街道

仙山鉄道のこと

最寄駅「神町

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山形空港。

東根市神町にある山形空港は昭和十七年に海軍の練習用飛行場がこの地に建設されたことに始まる。昭和十九年には神町に海軍航空隊が置かれたが、翌二十年に神町飛行場は米軍のグラマン15、6機の爆撃を受けて3人が死亡してしまう。戦後、神町には米軍が駐留していたが飛行場も米軍が使用していた。米軍がいなくなった後も防衛庁第六師団が使用していたが、民間航空再開の動きの中、演習地の一部を飛行場用地として国から貸付を受ける形で、昭和三十九年第三種空港として山形空港が供用開始された。地元東根市は空港の恩恵を受けて発展し、工業団地も造成されたが、山形新幹線の開通後は山形空港の利用客が大幅に減り、ついに平成十四年十一月全日空が運航していた山形−東京便が廃止された。しかし幸いなことに日本航空システムが平成十五年から東京便を復活させた。現在、山形空港の利用拡大運動が推進されている。
なお神町は空港以前も交通の要衝で大正時代には山形県最初の私鉄「谷地軌道」が神町駅から河北町谷地に向けて走っていた。また仙台と山形を結ぶ「仙山鉄道」の計画も神町から仙台までを結ぶものであった。

 

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