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2003-10-29(水)曇り時々雨

昨日、窓口に来た方に「〇〇さんは、、、」と名前入りで話し掛けられた。
ん???何処で名前が分かったんだ?胸にネームプレートなど付けてはいないし。
そして、今日またその方が来て、「●●さんは△×だよね、、、」と聞いてくる。
それは間違っていたのだが、全く的が外れてる訳じゃなく人違いなだけのこと。
そういう事実を知っていることに、少なからず心の中では驚きを隠せなかった。

昔、病院の窓口の仕事をしていたことがあって、カルテの名前を読み上げていたのだが
結構印象深い患者さんがいたりするもので、未だに覚えている人もいる。
その中で、名前が印象深くて覚えてる人もいるのだが、つい先日行った窓口で偶然その
印象深い名前と再会したのだ。思わず、その方をそ知らぬ素振りで観察してしまった。
あの当時、おじいちゃんに手を引かれて来ていた4,5歳の女の子、今はこんなに立派に。
懐かしくて、よほど口に出して聞いてみようかとも思ったが、思いとどまった。

こんなふうに、自分の知らないところで、自分が気づかぬうちに自分を知られてる?
そういうことってあるのだ。誰かに見られてて生きてるって事を再認識した此の頃。。

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2003-10-26(日)晴れ

25,26日と、田んぼで天日干し中だった稲を脱穀し取り入れを終わした。
何よりも秋晴れのよいお天気に恵まれたことが、一番幸いだった。
土日勝負のサラリーマン農業はアレコレ大変だけど、収穫は、だからこそ嬉しい。
今度は籾摺りをして精米をして、待ってくださってる消費者の方にお届けしなきゃ!

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2003-10-24(金)雨のち曇り

昨夜は、去年の3月まで一緒に仕事をしていた上司が久々にこちらに来られたので
囲む会?が9名ほど集まり、飲み会をした。帰りは午前さまでした、ハイ、、、(笑)
車で帰る予定が、一次会で帰る予定が、直属の私が抜けるわけにはいかないとの強い
責任感??から、結局最後までお付き合いし、雨の中歩いて帰ってきたわけで、、。
しかし、そんな親睦やら情報交換がなければ仕事もやってられない訳で、時には良し!

昨夜の雨が、やはり天気予報どおり山沿いでは雪になって、風がかなり冷たく感じる。
いやぁ。。。まだ雪は降らないで〜、、、と今週は毎日天気とにらめっこだった。
いよいよ明日は田んぼに残された稲を脱穀する。乾燥はお天道様だけでは足りないから
乾燥機で送風だけしなきゃならないだろう。それもまた長雨の影響、仕方なし、、だ。
しかし、これが終われば気分的にはかなり負担が軽くなるなぁ。。。。もうすこし!

ちなみに今日は娘の誕生日だったのだが、今年広く田んぼを手掛けてみたからこそ思うの
だけれど、私が娘を産んだとき、私は救急車で大学病院まで運ばれて1ヶ月間も入院をした。
実家では、私の入院先まで1時間もかかる毎日、田んぼや畑の事、冬支度のこと、
父母にどれだけの負担を掛けたものやら、、、、今更ながらそんなことに気が付いた。

自分の命の裏側には、いろんな人の隠れた暖かさがあって今ここにこうしている、、、。

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2003-10-22(水)雨のち晴れ

「そのうち・・」と「お化け」は出たためしがない、と誰かが言ってた。
目の前のことを、やるべきことを、遣り残してることを、、
今度、そのうち、暇が出来たらとドンドン先送りする、、、。
先送りしておいて正解な場合もあるけれど、不正解な場合もある。

ジーナがいなくなって2週間。何処へ行っちまったんだろう。。。。
「珍しい猫だから誰かに連れて行かれたんじゃない?」と近所の人の話。
家の中の大抵の引き戸は開ける事が出来たし、出入り可能な窓は全部分かっていた。
それでも帰らないのは帰れない何かがあるってことだよね、きっと。
線路も道路も近いし、町内は下水の工事中でダンプは通るし、野良猫には狙われて
危険がいっぱいの環境だったかも。家に閉じ込めてたほうが良かったかな?

先送りしたら取り戻せない、「今」が大事なんだって事をジーナは教えてくれた。

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2003-10-21(火)曇り

今、秋野菜が形になりつつあり、野菜が豊富で食卓が豊かで嬉しくなる。
野菜ごときで大袈裟な、、、と言うなかれ、野菜は時にはメインにも変身するぞよ!(笑)

蒔き時期を逃し遅くに蒔いた葉物も、それなりの形にはほど遠くても立派な食材になるし
もう終わりに近い茄子の木にまだ小さな実がなる。それがまた皮がパリッとして旨いのだよ。
秋茄子は嫁に食わすなという諺があるけれど、これは旨くて食わすなという意だと確信。
シシトウももう終わりかと思えど、時々覗くと小さいながらもまだ実をつける。
それらを丁寧にもぎ取って、一粒たりとも無駄にせず、漬けたり炒めたり余す所無く戴く。
自分で育てたものだからこそ、そこまで丁寧に食べ尽せるとも言えるかもしれない。

食べる=生きる事。今は「食育」、食べる=子供が育つ事。どう食べる?が重要なのだ。

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2003-10-20(月)晴れ

今朝は一段と冷え込んだので、今年初めて茶の間の石油ストーブに火をつけた。
日中はとてもいいお天気、柔らかな陽だまりでの日向ぼっこが何ともいいよね。。

今日は職場での芋煮会があった。今週はもう一回予定が入ってるし、飲み会が続く。
しかし、大鍋いっぱいの芋煮も殆ど空になり、さすが郷土の味、芋煮が美味しい季節だ。

仕事を離れた飲み会では、人の思いがけない一面を見れたり、イメージと全く違ったり、
愉快な話が聞けたり、個人的に話が出来たりするので、やはり貴重な時間だと思う。

もっと自由な身ならば、とことん呑んで最後の後片付けまでいるのだが、途中退散。
急いでスーパーで買い物をし帰宅して夕食の準備。孫の世話、家事、次の日の準備、、。
女は呑んでいても頭の隅には家族、食事他、しがらみから解き放たれる事はない。
悲しい性だね、、、、全く(笑)

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2003-10-19(日)晴れ

昨日今日と、稲の掛けかえをした。刈った時は穂を外側に、今度は茎の部分を外側に出す。
水分測定器で測るとまだまだ水分が多いので、せめてこの一週間はお天気が続いて欲しいものだ。

掛けかえをしながら思うことは、なぜ時間も労力も手間も掛けて無農薬なのか、、ということ。

昨夜、偶々見るともなしにテレビをかけていたら、スペシャルで「減農薬に挑む農家」が出ていた。
某地区でキャベツを作る大規模農家の話だったのだが、キャベツはそこでは約40回近い農薬を
つかうのだそうだ。まだ蒔く前の種のうちから種子消毒をして、出来上がるまで39回とか、、。
今年から減農薬に挑戦して、今までの半分に減らすのだそうだ。それでも19回はふる事になる。
生でも食べる食べ物がそんな作り方がされているなんて、私は少なからずショックを受けた。

大規模農家の大量生産とはそんなものなのだろう。果物でも野菜でも米でも。
それで別に気にならない人もいるだろうし、消毒より虫や見た目の悪さの方が嫌いな人もいる。

でも、我が家の場合は大規模農家でもないし、何とか時間と労力を確保して頑張る方法を選んだ。
労働は大変だけど決して嫌ではない。安全な作物を自給自足できることは、働いていて嬉しい。

そんな訳で、いいお天気と助っ人さんに助けられ、稲の掛けかえも午前中で終了した。
夕方の仲間との芋煮会にも間に合い、皆で合流。8時頃まで盛り上がり、日本酒3本が空いた。
久々の集まりに参加できて嬉しかった。かなり呑んだ筈だが全く酔わず、、、(笑)

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2003-10-16(木)曇りのち雨

午前中は晴れ間も出てポカポカしていたのだが、午後から崩れてまた雨になってしまった。
今年の天気は農家泣かせだ。。これじゃ、天日干しもなかなか満足には行かないようだ。
さて、我が家もどんな対策をとることになるやら、、。お天気が気になる毎日だ。。

今日、昼休みも終わろうとしてる頃、珍しく職場のある若い女性が私の部屋に来た。
仕事の話かな、、ん?なんだろう、、、?と思いきや、、、、、

「●●さんは、よく北海道に行くので教えて下さい」とのこと。

うふっ!(笑)嬉しいじゃないですか〜。顔に出ないように心でニンマリしたりして(笑)
やま・ゆり=北海道というイメージが、どうやら知らず知らず出来てたらしい。
そうだよね〜、休暇ごとに北海道のお土産を買って来ては、皆さんに配っていたもの。。。
「また山ですか?」「今回はどの辺を回ったの?」「また18切符で?」なんて聞かれながら(笑)

あ〜〜、でも今年は春も夏も行けなかったなー、、。
く〜〜っ、いや、まだ冬がある、冬にはぜーーーったい行かなきゃ!!!!!

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2003-10-15(水)曇りのち雨

我が家では、冷蔵庫にはあまり物を詰め込まないようにしてるのだけれど、
それでも賞味期限が切れたものがたまに出てしまう。最近立て続けにあって反省。。
折角節約して買い物しても、これじゃぁ何にもならないね。あ〜、勿体無や。。。

でも、大体賞味期限て何ぞや!?そのものが美味しく食べれる期限のことだっけ?
期限が過ぎたら食べれない訳ではないのだろうけど、小さい子がいると余計そういう
数字には敏感になる。もう、〇●の特売日だから、なんていくつも買うのはよそう。。

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2003-10-14(火)雨

日が経つにつれ、段々心の中で重苦しくなっていく、心配事。。
はぁ。こういう心配事は2度とごめんだと思っていたのに、またもや遭遇してしまった。

うちの箱入り娘が、、家出した、、、。もう一週間になろうとしてる、困った、、、。
この雨の中何処にいるのだ!人一倍寒がりで甘えん坊で食いしん坊なくせに、どうしてる?
確かに我儘でずるくて躾が出来てなくて皆を困らせてばかり、確かに叱った事もあったさ。
だからって、何も言わずにひょいと家出なんかするもんじゃないんだぞ〜、夜も眠れんわ。

帰って来いよ。。みんな待ってるよ。毎日名前呼んで探してるのに、聞こえてるだろう。。
今度はもっともっと撫で撫でしてやるぞ〜、大好きなお菓子もあげるし、お魚、お肉も。
ちょっとぐらい障子紙破いても、お粗相しても、オカズをくわえていっても大目に見てやるよ。
それに、もうすぐおコタをとるよ、暖かいよ〜〜。中で一日中寝てるのは気持ちいいし〜。

それとも、、、、ほかに快適な場所でも見つけたのかい?我が家よりいい場所を、、。

***ロシアンブルーの箱入り猫のジーナ***へ。

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2003-10-13(月)雨

3連休初日と2日目は、2日目朝に雨が降ったものの、何とか秋晴れのいいお天気に恵まれた。
そのせいかあちこちで、刈り入れの終わらない田んぼは、急ピッチでの稲刈りラッシュとなった。

我が家では昨夜、稲刈りに来てくださった方々をお呼びしてのご苦労さま会を開いた。
うさぎ小屋に泊りがけなので、シュラフ毛布持参。帰らなくていいというのは気兼ねなく呑める(笑)
季節柄、芋煮をして、畑の野菜をふんだんに使い、MOGUちゃんお手製の手巻き寿司有り、仲間持参の
山女を焼いたり、調達した揚げ物と、お酒だけはふんだんに準備して、お土産のケーキもありだし
お腹がはちきれるほどたらふく飲んで食べて、秋の夜長を笑って喋って久々に賑やな時を過ごした。

一人の方が「この指止まれ!」って好きだ〜、と言った。柄と言葉が合わなくて笑ったのだが。

少なくとも私達が小さい時は、部落内で子供達みんなで年齢差関係なく遊んだものだ。
上の子が下の子を面倒見ていろいろ教えたり手伝ったり、その根底には自分だけの世界じゃなく
分け合うこと、人とかかわっていくことの重要さを秘めているのではないだろうか。。。
私達は仲間達を宝物だと思う。そして、子や孫たちにもその宝物を伝えていきたいと思う。

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2003-10-11(土)晴れ

今日から3連休。初日はとてもいいお天気に恵まれた。
河川敷では芋煮会のグループで賑わっていたし、各地でイベントが行われてるようだ。
午後から、屋外で聴ける吹奏楽のコンサートを覗いてみようかと出かけたが、車に乗った途端
孫が眠ってしまったので断念。途中でリンゴを買いながら、飯豊の登山口まで出かけてみた。
途中、ダム湖半にあるキャンプ場は家族連れで賑わっていたなぁ。。
あ〜キャンプしたな、昔、子供が小さいころ。アウトドアライフ老後なんてどうだろ?(笑)

午前中は、コンタクトレンズを買いに眼科に行ってきた。
平日はなかなか行けなくて、忙しさも一段落した今日やっとこさ出かけてきたのだが、
コンタクトレンズ担当の若い女性の対応が、つんとしていて感じ悪かった。
私的にはいらいらすることを抱えていても、仕事場では顔に出さない、難しいね。。
私も人と対応する仕事柄、充分に気をつけなきゃ、、と逆に勉強させてもらった。

ま、そんなこんなで目も半年分仕入れてきたし、春まで蓄えがあるし、安泰だ、ふふ〜。

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2003-10-9(木)晴れ

稲刈り後、ずーーーと良い天気が続いてくれるのでなんとも嬉しい限りだ。

しかし今度は、刈り取り泥棒が現われるというなんとも大胆な犯行、いったいどうなってンの?
稲刈りを誰かがやっていても不信に思われないのかな〜?大型コンバインでか?じゃ近所の人?
不作なので米の値段も高くなるのだろう。今年は特にこの手の事件が多くて不愉快になる。
苦労した耕作者の気持ちも無視して、人の〇ンドシで相撲とるなんて、ほんとに許せない!

お昼休みは田んぼに日参。雀避けのテープを張り巡らし、杭から落ちた稲束を拾いかけ直す。
日ごとに乾燥していく稲は、近寄ると乾いた草の匂いがしてなんとも気持ちいい。。。
私もほんと、、、すっかり農家のおばちゃんだ(笑)車には長靴常備、泥の跳ねた車だし(笑)

周りの山々が、今日は秋空にクッキリ見えていたなぁ。高い山では、紅葉からもう雪だね。
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2003-10-7(火)晴れ

9月27,28日と10月4,5日で、何とか稲刈りが無事終了した。
多くの農家が冷害の被害届を出す中、確かに今年の稲は刈り取りは出来たが手応えがない。
しかし、我が家では減収というよりも一通りの手順をこなすことの方がまずは大問題であり、
多くの仲間達のお手伝いを得ながらも、ここまでこぎつけた事の喜びは何にも変え難い事なのだ。
これからまだまだ作業は残っているが、ひとまず本当にほっとしたと言うのが正直なところだ。

10月に入り、職場では1月から療養中だった方が職場復帰されて嬉しいスタートとなった。
”まだ本調子じゃないけど、徐々にと思って、”という満面の笑顔に心からエールを贈りたい。

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