熊まつり

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樽口峠から望む飯豊連峰。小玉川の泡の湯温泉。米沢藩ではこの温泉の塩分から塩を生産していたらしい。
観光客に囲まれるマタギ?哀れ射止められた熊達。

小国町南部の小玉川地区には300年の歴史を持つ「熊まつり」が伝わる。小玉川地区は飯豊山の登山口にあたり、かつてはマタギが熊狩りで生計を立てていた。「熊まつり」は熊の冥福を祈り、収穫を山の神に感謝し、マタギの安全を祈願する祭りである。
小玉川の温泉としては「熊まつり」が催される梅花皮荘、川入荘は飯豊温泉で風呂から見事な渓流を眺めることができる。また泡の湯温泉は炭酸ガスを大量に含むことから泡の様になり、名付けられたという。泡の湯温泉では塩分の濃いお湯が噴出したことから、米沢藩の時代は塩が生産されていたという。海を持たない米沢藩にとって貴重な塩であった。

 

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