ジャガラモガラ

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天童の雨呼山山中の謎のくぼ地「ジャガラモガラ」。

天童の雨呼山山中には「ジャガラモガラ」という変わった名前のすり鉢状の窪地がある。「ジャガラモガラ」の底には風穴が多数あり、夏でも3〜7度の冷風が吹き出している。また窪地でありながらどんな大雨でも水は溜まらないという。このような条件のせいか、標高の低い底に行くほど高山の植生になっている。「ジャガラモガラ」の名前の由来は姥捨伝説で置き去りにされた老人の泣き声を消すための鳴り物の音であるとか、凸凹の地形をあらわす言葉であるとか、じゃんがら念仏であるとか、麓の東漸寺跡(平安時代の天台宗の寺院跡とされる)に関連する龍神伝説が由来であるとか諸説あるらしい。また「ジャガラモガラ」を山寺と表裏一体の聖地と見る考えもあり、「ジャガラモガラ」の由来をめぐって興味深い議論が続けられている。

 

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