弥次郎 (やじろう)
隠居のところへしばらくぶりにやって来た弥次郎は、北海道へ武者修行に行って来たと言います。
弥次郎は、極寒の地北海道での鴨狩りや、火事などの話を大洞吹いて語ります。
山中で出会った山賊やイノシシを退治した話を自慢げに語るのですが。
行き先や目的は演者によって異なりますが、内容は同じです。
火事の話以降の進展で
弥次郎
だったり
うそつき村
だったりしますが、どちらも含めて
弥次郎
としている根多帳もあります。
また、朝鮮へ行ったという
皮衣
も同系の噺。
別名
うそつき弥次郎