うどん屋   (うどんや)



 夜鳴きうどん屋が冬の町を流していると、家の中からうどん屋を呼ぶ人がいるので返事をすると、子供が寝てるから静かにしろとおこられます。
 うどん屋が愚痴を言っていると、後ろからぶら下がる様にして呼び止める酔っ払いがいるので荷を降ろします。
 酔っ払いは、寒いからと火をおこさせ、今日飲んだいきさつを繰り返し語り、酔い覚めの水を飲んで、うどんも食べずに帰ってしまいます。
 がっかりしながら商いを続けていると、今度は大店の裏木戸を開け、中から小声でうどん屋を呼ぶ人がいます。

 上方の風邪うどんが東京へ移りうどん屋として定着しました。

 別名 風邪うどん    
ホームページへ 元来たページへ