そば清  (そばせい)



 清兵衛が山道で、人間を飲み込んで腹が大きくなったウワバミが、そこに生えている草を嘗めると腹が小さくなるのを見て、「凄い消化薬だ」と思い、その草を持ち帰ります。
 その後そば好きの清兵衛は、「そばが五十杯食える」と賭をしますが、流石の清兵衛も三十杯程で苦しくなってしまいます。
 中座して隣室へ行った清兵衛は、例の消化薬の効き目を試してみます。

 そば清は東京種ですが、上方から来た蛇含草と言うよく似た話も東京に定着しています。

 別名 蕎麦の羽織
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