西 行 (さいぎょう)
西行
がまだ
北面の武士
で
佐藤兵衛尉義清
と言っていた頃、時の帝の
寵愛
を受けている
染殿の内侍
に恋をします。
このことを染殿の内侍に
注進
に及んだお付きの者がいて、染殿の内侍は義清に謎めいた手紙を出します。