お 七 (おしち)
縁起担ぎの吉兵衛に女の子どもができ、おせつと名付けます。
いつも縁起の悪いことばかり言っている熊公がやって来て、「おせつなら、行く末心中する」と、
おせつ徳三郎
の心中話をします。
その熊公の所でも女の子が産まれ、お七と名付けたことを聞いた吉兵衛が、女房に
八百屋お七
の話を仕込まれ、「お七なら、行く末火あぶりになる」と、仕返しに行きます。