目 薬  (めぐすり)



 亭主が目を患って仕事を休んでいますが、日が経っても快方に向かわないので女房に目薬を買いに行かせます。
 女房が金の無心をして買って来た目薬を開いてみると、粉薬と仮名で書かれた能書きが入っています。
 能書きには「みみかきいつはい、めしりへつけへし」と書いてあり、どうにか読めた亭主ですが「め」の字が思い浮かびません。

 艶笑落語なのでなかなか聞く機会は少ないようです。
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