錦明竹 (きんめいちく)
与太郎が伯父さんの家で店番をしているところへ加賀屋佐吉のところから使いの男がやって来ました。
男は仲買の弥市が取り次いだ道具のことについて話し始めますが、早口な上方訛りで与太郎には珍粉漢粉です。
与太郎に呼ばれた伯母さんも使いの男の話を聞きますが、聞き慣れない道具のことをまくし立てられ、理解ができません。
関西弁の男が帰ったところへ叔父さんが帰ってきて、伯母さんがそのことを伯父さんに伝えようとするのですが要領を得ません。
ほとんどの場合、傘を貸す噺骨皮に続けて演じられます。