がまの油  (がまのあぶら)



 大道で人を集めて口上を言いながら蝦蟇の膏を売っていた香具師は、膏薬が飛ぶように売れたのに気を良くして、つい酒を飲んで酔っ払ってしまいます。
 売り上げを飲んでしまった蝦蟇の膏売りは、
「もう一度商いをすればまた売れるだろう」とたかをくくって、商売を始めるのですが、口上もすらすら出てこない程酩酊ています。
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