2019年(平成31年)  平成最後の年で、5月からは元号が変わります。

今年もよろしくお願い申し上げます。


1月1日(火) 元日  恒例の家族写真

  長男は、昨年米沢に帰り、4月から
 福祉施設に勤めております。
 高校卒業以来11年ぶりに住むことに。
 (昨年、「副住職」の資格を得ました。)

  会社員だった長女は昨年3月に結婚
 しましたのでここには写っておりません。

  尚、住職は曹洞宗山形県第二宗務所
 にもう1期(4年)勤める事になりました。


1月15日(火)  大般若経 新収納箱が納入されました

  
 約160年前の大般若経書写完成時
からの箱。報恩感謝の読経をしました。
  新しく納入された箱。檀家の方十数人から
  寄進を頂き購入させて頂きました。



2月26日(火)  雪の無い、珍しい2月の風景

  屋根の雪ももうすっかり無くなり、
 快晴の日が続いています。

  米沢でこの風景は4月上旬頃の
 様子です。

  本堂屋根の雪下ろしの無かった
 今冬でした。



3月15日(金)  開闢以来!?  こんなに早い雪囲い外し

   例年ならば、4月上旬〜にかけて
  する雪囲い外しですが、春彼岸前に
  するのはおそらく開闢以来!?(笑)
  でしょう。

   30日は大日如来が保存修復を
  終え開眼法要をする日で残雪での
  駐車場スペース確保の心配をして
  おりましたが、その心配は無く今年
  はなんと雪囲いまで外せ、大日堂が
  姿を現しました。

  開眼法要の準備万端整いました。

3月18日(月)  春彼岸の入り   珍しい雪無しの年

   例年の春彼岸は残雪が多く、
  お墓参りはまず出来ず、皆引き
  返して行くのが通例でしたが、
  今年は実に珍しく、雪囲いまで
  外しての春彼岸でした。



3月30日() 大日如来坐像 修復作業完了し、開眼供養の日

 平成30年度山形県文化財保護事業
で、9月4日から修復保存作業に入って
おりましたが、この程完了し大日如来様
が帰ってこられました。

 法要で点眼の儀式を厳修しました。
 失われていた右目の玉眼も入り私達
を見つめておられます。
 
  法要の後は、修復を担当した東北
 古典彫刻修復研究所の職員の方から
 作業の様子や仏像の写真を映しながら
 講演をしていただきました。

  最後に、総代はじめ檀家の方により
 坐像が大日堂に移され安位されました。



4月20日() 大般若法要

  今年から、大般若法要をする事
 が出来るようになりました。
  江戸時代後期、25世一山東傳
 大和尚が10年の歳月をかけて
 手書きされた大般若経600巻。
  大正8年の大火で焼損した20巻
 を修復し教文を書き入れました。
  恐らく100年ぶり位の大般若会
 の再開だと思います。

  願わくは、この功徳によって、
 国土安穏、人々の安心・平和が
 増進せんことを。
 


 5月1日より、元号が「令和」になりました。 


8月27日(火)  門の前の電柱取り換え工事

  門に近いために、寺に車で左折し入る際に
 心理的に負担になっていた電柱でした。
  門の右内側にある防火水槽の消火栓も
 もう少し奥にあれば、門をもう少し拡げられ
 るのにと思っていました。(昔からの名残り)

  ちょうど電柱の交換作業をしていたので
 作業員に少しでも離してほしいとお願いし
 電柱1本分だけ外側にしてもらいました。
  以前、電柱関係会社に聞いたところ個人
 で移動するには30万円掛かるという事で
 諦めていました。(1m位移動したかった)
 ほんの少しでしたが布施の心で感謝します。
 



9月30日(月)    今の季節の花
  右の百日紅の花は、お盆が過ぎてから
 お彼岸の頃まで満開に咲いていました。
  例年はお盆の頃から咲いているのに、
 今年はやや後にずれています。

  彼岸花も、今年は彼岸が終わる頃から
 咲き始め今が盛りで、昨年より1週間遅い
 です。

  雪のなかった春だったのですが、あまり
 それとは関係ないようですね。
  一昨年、ホームセンターから買ってきた
 キンモクセイの4本の苗木も、満開に花が
 咲き、いい香りが風に乗って漂ってきます。



令和元年11月13日(水)  大日如来像のすす払い

      
  この度、大日堂前の説明版を、修復した
 機会に一新して頂きました。
  仏像を解体修理した図も入っており、より
 学術的な面も網羅された内容になりました。
  この日は、大日如来像を修復して下さった
 東北古典彫刻修復研究所の渡邊さんから
 刷毛を使ったすす払いの仕方を指導して
 頂きました。



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