平成22年 (2010年) 今年もよろしくお願い申し上げます
  元旦  少し風雪気味


  今年は、住職がいなくなり、
 一家6人となりました。

  長男は東京でアルバイトの
 ために、帰省していません。



1月28(木)〜29日(金) 首先住職研修会 及び 辞令親授式

  曹洞宗宗務庁(東京都)
 において首先住職研修会
 及び 辞令親授式があり、
 管長倪下(大道晃仙老師)
 から住職辞令をいただいて
 まいりました。








(写真は、国際観光写真株式会社様
 撮影の写真を借用いたしました。)




2月20日() 檀信徒総会の開催


平成5年を最後に 開催していなかった檀信徒総会を 開催しました。
議題は、住職の本葬 並びに 新住職を迎える晋山式についてです。
この日は前住職の百か日に当たり、総会の前に法要を行いました。



2月22日(月)〜  本堂と廊下の床の補修工事を始めました。

  本葬に向けて、本堂と廊下の床の
 補修(補強)工事を始めました。

  大正12年の再建から約90年の
 歳月を経て、雨水やシロアリ被害で
 だいぶ腐食していた壁や床でした。

  今の時季は法事等も少なくお寺は
 閑散としていますので、春のお彼岸
 までには工事が終了します。
  
        ↑
 廊下の窓もアルミサッシに変更して
 雨風が入らないようにしました。 


 ←
 当初本堂床補修は想定外でしたが
 結構痛んでいる箇所もあるために、
 この際一緒に、補強工事を行なう
 ことにしました。
 



3月13日(  気温7℃  小雨

    春彼岸まで、あと5日

   ここ1〜2週間は肌寒い天候が多く
  残雪もなかなか融けません。

   日なたのお墓には雪がありませんが、
  本堂の北側などの日陰にはまだ残雪が
  あり、長靴なしではお墓参りはできない
  状態です。

   でも、例年に比べれば小雪の年です。



平成22年3月31日  31年半の小学校勤務を終了する
 定年まであと4年を残し、早期
退職をすることにしました。

 私が住職をすることになって、
もはや教頭職をし続けることは
できなくなってしまいました。

 この日は、教育事務所で退職
辞令の交付式があり、出発する
ところです。



4月1日(木)〜  境内の整地工事を開始しました

  北側の隣接地は、今までは
 草どめとして砕石を敷いていた
 だけでしたが、このたび本格的
 に駐車場として整地します。

  墓地としての許可もいただき
 墓地分譲地としても利用します。
  南側の元田地を埋め立ての
 ため、大型トラックでも入れる
 ように参道保護のための鉄板
 を敷いています。
  4月8日、いよいよ南側の元
 田地の埋め立てに入りました。

  これは前住職が死ぬ間際まで
 「この不整地のままでは駄目だ」
 と言い続けてきた事業でした。

  このたびの本葬に向け整備を
 し駐車場やプレハブ設置に利用
 することにいたします。

   (写真は2階から撮影)



4月17日(土) 7:00  一面の銀世界になりました

今朝、写真のような白一色の雪景色になっていました。湿雪もまだ降っています。
数日前は日中20℃にもなった日があったのに、5〜6℃の寒い日が続いたりして、
いつまでも春の暖かさが感じられません。  4月の下旬に西吾妻スカイバレーに
積雪があった年はありましたが、4月中旬の里の雪景色。こんな年は初めてです。




4月30日(金)
田がどんどん埋め立てられていきます。  白いモクレンが満開です。



5月15日( 原野の埋め立て・整地工事が完了しました。

砕石を敷こうかとも思ったのですが、車のわだちやぬかるみのこと、そして何よりも草取りの
今後の手間ひまを考えてアスファルトの屑を敷くことにしました。それでも雑草のことですから
そのうちに出てくることでしょうが…。駐車場全面にもこれを敷きましたが舗装ではないので、
足で蹴飛ばせば掘られてしまいますし雨水も浸透致します。皆様駐車は優しくしてください。

 ←埋め立てた所から檀信徒会館を見たら
   後で付け足した廊下や屋根がまっすぐ
  ではなく
真ん中が下がって歪んでいま
  した。

  ジャッキアップして土台の補強をしました。



6月11日(金)〜12日(土) 本葬の仏事師様拝請
10月の本葬に向け、仏事師様・両大本山御専使様・宗務所長様へ拝請に行きました。
この写真は、仙台市の昌伝庵様です。首座和尚と共に伺いました。



6月14日〜   永平寺の同安居会(同期会)が大阪で開催されました。

年に1回、全国持ち回りで開催するのですが、今年は私も教職を退いた身ですから
久々に、心置きなく全日程参加してきました。(車で行って史跡めぐりも兼ねながら)

  一人で訪ねた
   道元禅師の旧跡、木の芽峠拝登


 福井市から敦賀市へ抜ける古道。
 紫式部から戦国大名までもが通った
 歴史的な道です。
 道元禅師の旧跡を訪ねて細い山道を
 1.6q歩いてたどり着きました。

 ←木の芽峠の頂上には一軒の民家が。
  何百年も前からこの地に居を構える
 前川さんの写真です。(平家のご子孫)
  この方の地を、ご先祖様が提供して
 道元禅師の遺跡が建てられています。

  草むしりをしたり、セメントを買ってきて
 自費で遺跡の補修をしてくれております。

  曹洞宗や奉賛会、本山等はもちろん
 知っていることだとは思いますが…。
 (私も宗門の一僧侶として、感謝の気持ちを
  伝えて参りました。 …お茶ご馳走様でした。

 
  ここは京都の名刹、石川丈山と
 美しい庭園で有名な「詩仙堂」です。

  向かって左から2番目の黒い服が
 ここの住職順之さんです。私は右端。
  私たちと同じ昭和51年に永平寺に
 上山して修行した仲間です。

 (安居会が終わっても更に1泊。
  いつものメンバーで!? 京都の夜を満喫です。)




7月7日(水) お盆の照明の試験点灯 (仮の設置で明るさを確認しています)
  お盆の照明は、今までは
 希望する方のお墓の前に
 40Wの裸電球を点灯して
 いました。

 今年のお盆からは全部の
 お墓を普く照らす証明灯を
 設置することに致しました。

  オレンジ色の光で、大きな
 灯明が灯っているような感じ
 です。大きなろうそくの様…。

  夕焼けの空をバックに撮影
 してみました。(午後7時10分)



7月14日(水)  大日堂の看板の取替え作業

大日堂の説明看板が古くなり、錆も目立つようになってきました。
そのため米沢市教育委員会で、看板を新しくしてくださいました。



7月16日(金)〜20日(火) 墓地裏の河川えん堤工事

ここ10数年、ゲリラ豪雨があったりすると、裏の河川が溢れることがありました。
東町町内の道路にまで水流が流入するために、このたび市では、ブロック2個分の
高さにえん堤を築いてくださいました。 墓地も洪水の被害から守られ一安心です。

田が潰され住宅地が増えていますが、雨水を地下水に返す工夫が必要だと思います。)



7月20日(火) 住職の母が亡くなりました。
 7月20日午後6時47分

 病気療養中だった住職の母が亡くなりました。
 満80歳でした。

 葬儀は23日(金)午後2時から、昌伝庵です。

    前住職の祭壇(左)と母の祭壇(右)が並んでしまいました。
↓  昨年の今頃は二人共に健在だったのですが、信じられません。



   8月14日(  今年からお盆の照明は、こうなりました。
     オレンジ色のナトリウム灯です。大きな灯明、ロウソクだと思ってください。



 10月2日()前住職本葬、3日()は晋山式をしました

 2日(
 前住職本葬儀。


 3日(
 晋山式(しんさんしき)

 山にすすむと書き
 新住職が寺に入る
 式です。

 一番弟子(首座)は
 長男が務め、私は
 「大和尚」に、長男
 は上座から「座元」
 に法階が上がりま
 す。

 写真は上堂の様子
 で、問答をかけてくる
 僧侶に説法をしてい
 るところです
 式に出席してくださった檀信徒の皆様とも記念撮影をしました。
 天気予報では雨だったのですが、秋の陽光が眩しい1日でした。



11月26日(金)  大仁田 厚さんとの対談
  つい出版社の方の口車に乗り、「国際〇〇〇1月号」に掲載するということで
 大仁田 厚さんとの対談をすることになりました。大仁田さんは大変気さくな
 方でした。しかし、この後広告依頼が数件きて、これで凝りました。(笑)



12月16日(木)  初の積雪
  今年も積雪の季節に
 なりました。初積雪です。

  私の記憶だと、こういう
 光景は以前は11月だっ
 たのですが、平成になっ
 てからは1ヶ月遅くなって
 きているように思います。

 12月に入っても快晴の
 天気が続くなんて・・・。


12月20日(月)  今日も快晴
 午後2時の気温
 11℃で温かい。

 今年もあと10日
 程で終わりです。


 しかし、この数日後
 ホワイトクリスマス
 となりました。
 1か月以上の降雪
 で、太陽を拝めなく
 なってしまいました。

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