ご 挨 拶
謹んで新春のご挨拶を申し上げます。
さて、今冬は12月初旬から降り続いた雪で、例年と比べて1ヶ月も早く前にずれ込んだような雪の様相を呈しております。
毎年、お寺の参道の消雪は水量が乏しくなり、1月になると渇水してほとんど消雪の役に立っていなくなっておりましたが、昨年春に井戸を深く掘りなおしたお陰で、ようやく本来の働きをするようになりました。
さて、境内の北隣にお住まいだった○○さんご夫婦は、高齢のために5年程前日立市に住むご長男の所に引っ越されていきました。その際に、残った土地を処分したいと、是非寺で購入してほしいということでしたが、到底寺にはそのような余裕も無く、お断りせざるを得ませんでした。
しかし、このたびご長男の方から、両親も高齢でもあり元気なうちに土地を処分して安心させてあげたいとのことで、昨年度、再度申し出がありました。
隣接地ですので、購入しておけば、将来は墓地や駐車場に活用できることを考えて、寺で購入という形ではなく、とりあえず副住職が個人でお金を借りて購入することに致しました。
また、南側に隣接する田の購入の話もありますし、行く行くは両方共に寺で購入し、境内地としていきたいと考えております。
申し遅れましたが、昨年は十数年ぶりに護持会費の見直しをさせていただきました。お陰さまで特別会計は切り崩さずに、当初の計画通りに積み立てていけそうな見通しがつきました。
また前述の土地購入についても、護持会費から毎年少しずつ返済していくようにすれば、その為のご寄付等をお願いしなくても済みそうです。
なお、この件につきまして総代会で提案し、更に検討を加え、檀家総会を開催してお諮りしていきたいと考えます。
尚、檀家総会につきましては十数年前までは毎年開催しておりましたが、出席者が少ないために決算書と予算書を全檀家に送付することにして、檀家総会の開催をやめておりました。
しかし、大きな案件がある場合や、または数年に一度は開催して、檀家の方々のご意見をお聞きする場を設けたり、親睦の場としたりすることは大事かと思います。
開催の際には、是非ご出席くださるようお願い申し上げます。
合掌 (副住職)
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