草木塔とは


  草木供養塔あるいは草木塔として刻まれた石造物のことである。
 米沢を中心とする置賜地方特有の民間信仰として注目されている。
 現在確認されているもので江戸時代に建立されたものは34基である。そのうち置賜地方に32基あり、福島県と岩手県にそれぞれ1基あるのみである。
 平成一四年二月現在全国で確認されているのは120基と言われている。そのうち置賜に86基(米沢33、川西21、飯豊20、高畠5、南陽3、白鷹2、長井2)、他県内25基(山形8、上山3、山辺、大江各2、天童、寒河江、東根、尾花沢各1)、そのほか県外10基という分布である。
 昭和平成になってからは65基を数えられるが、特に1990年大阪国際花と緑の博覧会に飯豊町大字小屋の草木塔を出展してから41基建立されている。


リンク
草木塔の写真集

http://www.yamagata-net.jp/bunka/somoku/cat/somoku1.html