こども獅子踊
↑
練習風景
万世梓山こども獅子踊は、平成2年から踊りを披露してきました。
こども獅子踊を始めようとした契機は、保存会の定例獅子踊りをもっとにぎやかにしたいと考えたからです。それも梓山地区の獅子踊りに対する今後の取り組みを意識したからです。(今後も継承するために)
獅子踊りの後継者育成には根気と時間がかかると考えているからです。
こども獅子踊の練習会場には梓神社の境内を選びました。梓神社は梓山地区の鎮守様だからです。
練習する子どもたちは梓山の小学生としました。これは、梓山に伝わる伝統芸能を出来るだけ地元で守り続けていきたいと思うからです。
平成2年に始めた時は暗中模索でした。というのも1年生から6年生まで同じ踊りを練習しました。発表の日を保存会の定例踊り(8月16日)に合わせました。そして子どもたちが練習に集まる時間、踊りを指導できる大人の時間帯ということで、夏休みの平日午後5時30分から6時30分の1時間、5〜6日間を設定しました。
練習の曲目は、上組のトーチャ、梵天舞、狂い、下組みのえびすくいの4曲を集団踊りにアレンジしたものです。
以来毎年このようなスタイルで練習発表してきました。
平成2年は子どもたちの衣装は無く酒屋のはっぴを借りて踊りました。
翌年子どもたちからいつ獅子頭をかぶって踊れるのかと訪ねられ困惑しました。これを聞いた師匠の我妻一男氏は子どもたちの思いを秘めて、ひそかに獅子頭30個を制作していました。型を作り張子の獅子頭です。これには役員一同感激しました。早速衣装などを準備し、平成7年こども獅子踊の装束がそろいました。30人のこども獅子踊は見事なものです。装束したこども獅子踊の公演により、梓山獅子踊りがにぎやかを増してきました。
今年もあずさ神社で練習したこども獅子踊を披露します。
こども獅子踊も口上を述べます。配役はおおまとい(大纏)の役です。
口上の配役
平成2年
平成3年
平成4年
平成5年
平成6年 我妻 清和
平成7年 志賀 勇作
平成8年 山田 幸太
平成9年 梅津 浩二
平成10年 海藤亮介
平成11年 伊藤悠太郎
平成12年 伊藤大次郎
平成13年 伊藤 将也
平成14年 金子 聖也
平成14年こども獅子踊
本番前の最終練習 みんな真剣です
衣装を身につけ行列に向かうところ
みんなさまになってるね〜
口上を述べている金子聖也くん
勢ぞろいして校長先生と記念撮影
本番終了後の様子
みんな満足そう♪