【南仏;ミディ・ピレネー地方】    
   

コルド・シュル・シェル
 南フランスの都市トゥルーズに滞在中、訪れた村。
名前の意味は“空の上のコルド”とか・・・対面の丘の上に立つとその意味が良く理解できると言われたが無精者の小生そこまでは行かなかったのである。

現天皇陛下が皇太子時代宿泊したという村で、中世の城塞都市そのままである。
 フランス料理に目のない皆さんのために・・・  
 生フォアグラ(地方の特産物である)
熱処理したフォアグラより生臭さがなく口にいれるととろける味は絶品!!
   マグレ・ドゥ・カナール(フォアグラ用に飼育された鴨の胸肉のロースト)
 イカの詰め物  白身魚とムールの包み焼き
 デザート:フランボワーズのスフレ
 現天皇陛下が泊まったという四つ星高級ホテル
シェフはMOF(フランス国家最優秀職人賞)を受賞した料理の匠。
  平民の我々が泊まったホテル。
オーナーが左のホテルのシェフで料理は折紙つき ! (下記写真)  
 
部屋のキーにはMOFの証明
調理服の襟にフランス国旗のブルー・白・赤を着用できる。


 トゥルーズから電車で1時間、降り立った小さな駅
日向ぼっこをしているネコと駅員兼郵便局員一人、周りには作業小屋のようなものがあるだけで人の気配まるで無し・・・期待通りの風景に心が騒ぐ。
でも、ここに村までのポストバスが来るというのであるが、いつまでたってもその気配がなく、通りがかった他のバスに拾われ(運賃ロハ!!)村へ・・・これには駅員の人が掛合ってくれた。
 駅での想像とは裏腹に車で混雑する村入口広場(写真;上)からひたすら石畳の坂道を登る・・・
村内は、前ページ『ゴルド』のような混雑ははなく一安心・・・。
 そうか !! “コルド”と“ゴルド”名前は似ているが、混雑の違いは濁点の有る無しか・・・と、心の中でオヤジギャグをつぶやきながら、深く頭を垂れトボトボ歩いているのが吾輩であるが撮影した輩はどうも意識して情けない姿を撮っていたフシがある。