釣行記

2011.4.5(月) パラオ ・ SARA ガイドサービス

2011.4.6(月) パラオ ・ SARA ガイドサービス

2011.4.7(月) パラオ ・ SARA ガイドサービス

5年ぶりにパラオに遠征してきました。
今回も2006年同様SARAガイドサービスにお世話に
なりました。
ホテルのロビーでガイドの久米さんと再会。
オフィスに移動して手続きを済ませてから船に向かい
そこでボートオペレーターのジミーと再会。
颯爽と出撃といきたかったけどこの日は朝から雨模様で
南国パラオ遠征初日はレインウェア装着での出港と
なった。
昨年の宮古島遠征もそうだったけど、日頃の行い上
何らかのアクシデントは覚悟の上。
出船できただけでとりあえずOK。
小さな島々からなるパラオは風裏になるポイントが
あるので遠征において一番ショックな出船中止が
少ないのが嬉しい。
最近は強風が続いていてそれでもこの日はマシな方で
前日にエサ釣りで出た時は風波で有望ポイントに入れず
苦戦したということだった。
とりあずやれるリーフを探りながらを昼食ポイントに
決めていたペリリュー島に向かい南下。
途中5匹のマンタに遭遇したのみで本命の方は異常無し
で迎えた昼前のラストチャンスにようやく太陽が顔を
出して見た目に潮も効いていて雰囲気は最高。
波気は残ったままなのでカーペンター
・BF100で一通り
探ったが反応なし。
ここで何も出ない訳がないという雰囲気と早めに結果が
欲しかったので危険を覚悟でドシャローのリーフに
刻まれたスリットを探った3ジャーク目に出た。
グッドサイズのGTだったがあっさりスリットのショルダーで
根ズレ、GTとBFロスト。
ここで気分転換を兼ねて昼食。
ペリリュー島の1級ポイントのペリリューコーナーのある
外洋側へは荒れていて行けないので北側に上陸。
今回もドラゴン亭の弁当で相変わらずのボリュームだ。
昼食後会は風も収まり回復に向かっている海況にて
キャスト&ジギングで久しぶりのパラオ釣行を楽しんだ。
途中まずまずのサイズのバラフエダイがヒットしたが
フックオフ。
翌日の下見を兼ねて向かった最後のポイントに着くと
ベイトを発見。
まさに本日のラストチャンスでキャストもバッチリ決まり
ベイトのど真ん中に着水してベイトボールをまっぷたつに
分裂したカーペンター・GT-γ105で即座に誘うと
10`前後のGT3匹が猛チェイス。
船縁まで入れ替わり立ち代り追ってきたがフックアップ
には至らず初日はノーフィッシュで終了。

釣行2日目はホテル・ロイヤルリゾートの桟橋に船を
着けてもらい贅沢な出船。
深夜にスコールはあったものの朝から晴れで風も無く
最高の海況。
深場を狙ってみたかったので西側に向かったが
風の影響を直接受ける西側はまだ治まっていない状態で
危険だったので断念。
最近風の影響で入れてなかった東側のポイントを片っ端
から探っていく作戦に変更。
しばらく手付かず状態だったポイントが多いということ
だったので期待が高まった。
最初に入ったリーフで一発目からカーペンター・GT-γ105
に5`クラスのバラフエダイがヒット。
船縁でオートリリースという結果になったが水深7〜10m
の根擦れ上等ポイントでのパワーファイトだったので
準備運動にしては十分なファイトだった。
そこから僅かに移動したポイントで広範囲に広がる
ベイトを発見。
ベイトはざわついている状態で潮も効いていたので
フィッシュイーターが付いている雰囲気ありありの
状態だった。
ベイトを越えた所にキャストして引いてきたGT-γ105が
ベイトの群れに突入する直前に水面が破裂。
バラフエヒットポイント同様10m未満のポイントだったので
もちろんパワーファイト。
モンスターサイズでないことは感じたがやっぱりGT。
魚偏に強いという造語があるくらいで他の魚種とは違った
パワフルなファイト。
ヒラを打つGTをリフトアップしていると婚姻色のオスの
ブラックGTが心配そうに付いていた。
そのすぐ後ろには根が広がっていて一発行かれれば
ブレイクという状態だったけど強引に寄せてGTキャッチ。
ブラックGTの彼が心配してるので速やかに写真撮影後
彼女をリリース。
元気に戻っていったのを確認後久米さんとジミーと喜びを
分かち合った。
ファイト時の久米さんの根の状態などの的確な指示、
ジミーの操船、全て最高でGTとのファイトを楽しめた。
この日は船上での昼食でGTキャッチの余韻に浸りながら
ドラゴン亭の弁当を堪能した。
後半戦はジギングからスタートして数ポイント探ったが
ノーバイトだったので再びキャスティングに変更。
リーフエッジを探っていると外洋に厖大な鳥山を発見。
飛んでいる魚体が確認できなかったので移動スピード
からしてカツオ・キハダの群れではないかということで
小型でも楽しめるしマーリンが付いているかもしれない
ということでロックオン。
姿を見せないので300〜400mをクルーズしているという
予測だったのでカーペンター・SF Evo..105でコールアップ
を狙った。
1投目が船から30m辺りまで来た時に40〜50`クラスの
キハダが飛び出しSF Evo.105を弾き飛ばした。
このサイズを想定していなかった3人は一気にボルテージ
が上がった。
2投目は3ジャーク目にキハダが飛び出し重さが乗ったが
フックアウト。
3投目からはチェイスがなくなったのでジギングに変更
したが反応無し。
もう少し遊びたかったが鳥山は高速で沖に向かっていた
ので時間の都合もあり追尾を断念した。
戻りながらリーフを探ってGT-γ105で3`クラスのカイワリ
を2連発でキャッチ。
ルアーを-カーペンター・ダムセル90に換えてグレイリーフ
シャークのベイビーをキャッチして2日目の釣行終了。
前日とは打って変わって天候に恵まれ多くの魚種の
ヒット&チェイスを楽しめた。
何より今回のパラオ遠征で狙っていたメインターゲットの
GTをキャッチできた事が最高に嬉しかった。

遠征釣行3DAYS最終日の7日は午後からかみさんとボートを
使った観光を入れていたのと3日間のうち1回は朝マズメ狙い
をする予定だったので5時30分に出発。
5年前にも朝マズメ狙いで良い思いをしたので期待が持てた。
ポイントは5年前と同じペリリューコーナー。
回遊する魚種が豊富なのでダイバーにも大人気の1級ポイント。
ポイントに向かうまでは問題ない程度だったが風が吹いていて
外洋に面したペリリューコーナーは特に釣りづらい状況だった。
波があるのでカーペンター・SF Evo.105でスタート。
3投目にGTがチェイスしたがフックアップに至らなかった。
その後しばらくキャストを続けたが反応がなかったので
ジギングでイソマグロとグルーパーを狙おうかと相談していたら
沖に大規模な鳥山を発見。
しかもこちらに向かってきていて足の速さから前日のキハダの
群れの可能性が高かった。
ゴールデンタイムのジギングも捨てがたかったが周囲を見渡す
限り釣師は俺一人=俺の鳥山ということでワンマンショー開演。
SF Evo.105をキャストすると着水同時にバイトしたが乗らない。
飛び出し始めた魚体を見たら前日の40〜50`クラスとは
全く異なる2〜5`のキメジの群れ。
サイズ的には不満だったがいつの間にかボートの周りは鳥山
だらけで入れ掛り状態だったので数釣を楽しんでいたら
サメ登場でランディング目前のキメジとSF Evo.105Eを丸呑み。
めげずに鮪朗100をキャスト。
着水後高速リトリーブで誘うとバイト。
ロックオンされる前にランディングしようとゴリ巻きで寄せたが
あっさり途中で魚種交代。
締め込んだドラグをものともせずがんがんラインを引き出し
最後にはブレイク。
サメの登場は遅かれ早かれとは思っていたけどよりによって
ビックサイズ。
さらに掛けている魚が小さいので丸呑みで途中で魚種変更
した後ルアーごとお持ち帰りの最悪パターン。
徐々に鳥も休み始め静めトップへの反応も悪くなってきたので
こんな時に試したいと思っていたカーペンター・PD(パンドラ)155
をキャスト。
カウントダウンして巻きだすとすぐバイト。
なぜかこの群れで釣った中で最小サイズの2`クラスが
ヒットしてがまかつ・GTレコーダー5/0を丸呑み。
解体しないと外せないのでそのままクーラーボックス直行。
パンドラの有効性も確認できたのとサメにロックオンされると
ルアーがいくらあっても足りないのでジギングに変更。
5年前にニタリとアカマダラハタをキャッチしたポイントに入り
1投目の着底から2シャクリ目にヒット。
フッキングも決まりポンピングを開始した直後にバラシ。
歯によるラインブレイクだった。
しばらくポイントを休めて再度入れ直すとフォールでヒット。
今度こそはと合わせを入れた瞬間抵抗なくリ−ダーブレイク。
スッパリ切断されていた。
何とかジギングで1本獲りたかったが時間が迫っていたので
ペリリュー島を後にした。
帰路途中のリーフを何箇所か探ったがバラフエが一度チェイス
してきたのみで終了。
一度ホテルに戻り昼食後かみさんを連れて泥パックで有名な
ミルキーウェイ観光。
帰りに寄ったNGEREMDIUビーチにはいまだに零戦の残骸が
残っていてこの楽園が本当に戦地だったことをあらためて
痛感した。
戻り際、リーフでライトゲームを初体験。
久米さんが用意してくれた鳥山にキャストしてリトリーブすると
3匹が猛チェイス。
ヒットするなりドラグ出しまくりのナイスファイト。
追ってきた中にカスミアジがいたので勝手にカスミアジと
思い込んでいたら正体はキツネフエフキ。
ライトゲームの魚はこんなに引くのかと驚いていたら
キャッチしたキツネフエフキはボガ計測で2`チョイと
ライトゲームにしてはビッグサイズでした。
PE1..5号で水深約1mでのライトゲームはスリリングで
楽しかった。
パラオのライトゲームが人気があるのか1投で理解できた。
最後はキツネフエフキをキャッチして3日間の釣行終了。
2日目に今回のメインターゲットだったGTをキャッチ。
かみさんもロックアイランドクルーズに大満足。
ライトゲームの楽しさも知り充実した3日間だった。
一方、根擦れによるブレイク、ジギングではやられっぱなしの
ノーフィッシュで惨敗と忘れ物ができたのでリベンジ&満喫しに
リピートします。
SARA guideservice さん、ありがとうございました。