釣行記

2007.7.22(日) 小泊沖 ・ 喜代丸

今シーズンの小泊沖のクロマグロは6月初めから
絶好調で、6月2日に37,15キロ、14日にふじ丸の
佐藤船長自ら42キロ(エラ、内臓除く)を釣り上げ
ていた。MARVELとしては7月後半から予約を入れて
いたのでまだ先の話と思っていたら、ルナーズの
大野さんと滝田さんに急な話だが17日ふじ丸に
乗らないか?と誘っていただいた。確かに急では
あったが今年から挑戦するフィールドの事前調査も
兼ねて俺とヤスの2人が参加させていただいた。
6月17日は晴天、ベタ凪。連日30〜40キロクラスが
姿を見せているようで状況もよく、いいナブラも何度
かあり俺がカーペンターLS65−175typeVでヒット!
残り20mまで寄せたところで裂けるような異音と共に
テンションが無くなりバラシ・・・。その後みんなにアタリ
はあるのだがファイトまで至らず終了。こんな日も
大野さんはちゃっかりカブラでソイゲット。
俺、個人的に小泊沖に忘れ物ひとつ。
7月22日、いよいよMARVELとして初の小泊遠征。
天候は霧雨で気温も低く肌寒い。気温の低下の影響
かマグロが浮かない状況のようなので天候が回復
するまで真鯛を狙うことにした。この真鯛が高活性で
30〜50cmクラス4枚ゲット。その真鯛も食い渋り
だしたところで予報通り晴れ間が出てきたのでマグロ
を探しに沖に向かってもらった。しばらくすると数匹の
鳥を発見、今にも刺さりそうな状態だ。マグロは姿を
見せないがキャストを開始すると鳥が旋回している
場所とはかけ離れた船の目前で20キロクラスが3匹
跳んだ。その直後、シンゴのカーペンターLS65−175
typeUにヒット!ヤスとサトルのサポートで冷静に
ファイトし無事ランディング。シンゴにとって初めての
青森で初めてのマグロ、また喜代丸もこの日が初めて
のマグロ狙いでいきなりゲットとなった。
その後ナブラを探して移動していると船の下を通過
するイワシの群れを発見。イワシに続き50〜60cmの
シイラの集団が猛スピードで通過し、シイラに追われた
イワシの群れかと思っていると30m前方の20m四方
が真白に沸いた。白く沸いているナブラの中に見える
マグロの黒い背中の大きさでデカイと確信した。
どうやらシイラも追われていたようだ。この場にいた
のは喜代丸のみで貸切状態。静かに船を寄せてもらい
キャストを開始すると1投目でサトルにヒット!
ルアーはまたまたカーペンターLS65−175typeT。
2投目に俺もヒット!ところがファーストランが止まらない。
サトルはすでに寄せに入っていて余裕のファイトだ。
どうやら俺にヒットしたのはスレかサイズ違いのようだ。
サトルのランディング後の船のフォローまで持ちこたえる
つもりだったがドラグ7キロ(出船前にドラグチェッカーで
計測)でも勢いは収まらず斜め下に走り続け、ラインが
約150m出たところで生命感が消えた・・・
回収できたラインは110m、約40mロスト。深場だった
こともあり根ズレではないと思っていたが他のマグロに
当たって切れたのではないかということだった。
ふじ丸の佐藤船長も経験があるらしく、よくあることらしい。
サトルは船べりまで寄せてから数回悪あがきされたが
サトルらしい冷静さで慌てることなく無事ランディング。
安心して見ていられた。ファイトタイムは約15分。
初ヒットで初ゲットのマグロはエラ、内臓を除いて38キロ
(市場にて計測)だった。
氷が不足してマグロが保管できず、海上でマグロを
預かってくれたふじ丸の佐藤船長、マグロの計測、氷詰め
をしてくれた光翔丸の山崎船長、そして1日お世話に
なった喜代丸の松下船長ありがとうございました。
また、俺個人的にだが小泊沖2回連続で忘れ物、早くも
二つ目。今回はルアー付きだ。(ボラドールLS130)。

同じこの日、能代沖で宮城県古川の先生が八竜丸にて
エラ、内臓込みで35キロのクロマグロを釣り上げた。
能代も小泊同様朝は気温が低く雨模様だったが、天気の
回復、気温の上昇と共にマグロの活性が上がったそうだ。
小泊沖と違ったのはイワシパターンではなく飛魚パターン
だったということ。、シンキングのルアーには無反応だった
がフローティング変えたら即ヒットだったそうだ。
ヒットルアーはカーペンターBC−γ90−200。



岩木山

権現崎