昨年、2回カジキトローリングお世話になったマスターに
誘われて【SHIOGAMA BILLFISH TOURNAMENT 2011】
に初参戦。
今年は大会中止も検討されたそうだけど自粛していても
始まらないということで開催に至ったそうで参加数も
例年の約半分で23艇ということだったけどマリーナに
並ぶ出船待ちの風景は雰囲気十分。
まだ参加したいメンバーもいたが今回は定員の関係で
ダイと2名で参加。
10日(土)、11日(日)の2日間の大会で前日の
土曜日は天候にも恵まれ状況も良かったようで、
昨年の?月に一度乗せてもらったSEA HORSEさんが
ファーストマーリンとタグ&リリースで暫定TOPに
なっていた。
震災で大分ダメージを受けたと聞いていたけど
暫定TOPの証明のフラッグを靡かせて泊めてあった
SEA HORSEは更に格好良くなって復活していた。
当日も期待していたが前日の30℃を越えたのが
信じられない肌寒さと明け方から小雨模様に。
曇りだった予報もいつの間にか雨に変っていて徐々に
強くなる雨の中、6時にゆっくり出港。
沖合いに集合後6時30分に一斉スタート。
風も強まり最悪のコンディションだったが難所の
金華山周辺を突破して黒潮フィールドに入り
引き始めた頃から波も雨も収まってきた。
水温が上がった付近で超大群のシイラの猛攻に遭い
回収が間に合わなかった1本にフッキングしてしまい
船縁でペンチリリース。
シイラの当たり年だっただけにメーターオーバーの
良型揃いの群れでキャスティングで狙えば相当
楽しめる状況だった。
同じ水温域で漂流物にマツダイが大量に付いていると
いう情報も無線で入った。
そして潮が良い時に姿を見せるというハンマーヘッド
シャークが多いらしく今年は相当潮が良い様だった。
カジキキャッチ、タグ&リリース、バラシ、シイラヒット、
シイラ回収中にシャークアタック、シャークヒットと
飽きない程度に様々な状況が無線で入る状況で
約3時間が経過した頃待望のストライク。
3回のジャンプでカジキと確認。
タグ&リリースの作戦で残り30cmのところまで寄せた
が最後の抵抗で痛恨のラインブレイク。
リーダーを持って寄せていたマスターとタグ&リリースの
確認写真撮影を撮る為に好位置にいたダイによると
70〜80`クラスだったそうだ。
気を取り直してその後も流し続けたが異常無しの状況
が続き、そのまま終了かと思った時再びストライク。
時間的にもラストチャンスで気合が入った。
重さ的にグッドサイズを確信したがジャンプしないのに
嫌な予感。
そして予感的中で正体はやはりサメ。
更に追い討ちのラインブレイク。
この時の状況はYouTubeに黒潮フィールド2011【MARVEL】
でUPしてます。
可能性のある水温域ギリギリまで引きながら戻ったが
ノーバイトで終了。
帰港するとほとんどの船が戻ってきていてキャッチした
カジキの検量&記念撮影が行われていた。
終了間際にキャッチされたグッドサイズのカジキの
サイズや最終順位も気になったけど全ての船が
帰港して閉会式が始まるまでは大分時間が掛かりそう
だったので一足先に帰路に着いた。
大会で船が多いということももちろんあると思うけど
過去三回挑戦したトローリングで最高のヒット数で
次々無線から飛び込んでくる情報に活性も上がり
自分的にあまり得意では無い待ちの釣りのトローリング
も楽しめた1日だった。
来年は更に良い潮が入り盛り上がるフィールドになる
ことを祈ってます。
今年は震災の影響で開催が危ぶまれた
【仙台湾ジギングバトル】だが例年通り10月の第一週に
開催され、うちからはダイ・チャーミーと3名で参戦。
状況はワラサの大きな群れはまだ入ってなく、数は
望めないが出ればデカイ一撃状態。
天候にも恵まれ海況はベタ凪の釣りやすいコンディション
でスタート。
期待度MAXの朝一のゴールデンタイムに自分達より
僅かに遅れて投入したチャーミーのワンジャーク目に
ヒット。
良型を確信できるパワーファイトを準備運動も無しで
いきなりのバトルだったチャーミーが上手くいなして
77cmキャッチ。
幸先良い釣果に続きたかったが潮も動かず苦戦。
船長もまとまらずバラケているワラサを探して広範囲に
ポイント移動をしてくれたがしばらくノーバイトが続いた。
最悪の結果が頭を過り嫌な雰囲気になりだしたころ
セカンドインパクトに遭遇。
ボトムべったりに付いていた64cmキャッチ。
自分達とは逆の右舷側でも同サイズが2本キャッチされ
トモではサイズ違いの良型にラインブレイクで
やられていた。
連日の宮城沖の釣果を見ていると止められず根に
巻かれてブレイクなどの大型を思わせる報告がよく
見受けられて気になっていたが現実に目の当たりにして
燃えてきた矢先、耳を疑ったサバ狙いに変更の
アナウンス。
自分達には坊主覚悟の一撃狙いは望むところだったが
今回は大会で、この段階で船中でも七割がノーフィッシュ。
無線を聞いていると参加人数全体でもほとんどが
ノーフィッシュということを考慮しての主催者の
えびす屋さんの苦肉の作戦だったようだ。
ワラサのポイントから大きく離れることになり腐りかけたが
ワラサを1本獲っていたことで合計ポイントに期待して
5本検量のリミットメイクを良型のサバで揃えるために
真剣にサバ狙い。
始めはニンジンサイズのオンパレードだったが後半は
良型が揃い今季の自己サバレコードの48cmに続く
46cmの砲弾型キャッチ。
ダイとチャーミーも40クラスを揃えて終了。
帰港後検量所に向かうとすでに長蛇の列。
時折ざわめきが起きる中順番が近づき自分の後に
並んでいるチャーミーの入賞に期待したが残念ながら圏外。
77cmというサイズは青物系では二番手でクーラーBOXを
開けた時はざわめきが起こったが数が揃わず、
70cmクラスを揃えたアングラーが優勝だった。
もちろんこれがリミットメイクの難しさであり面白さを痛感。
そういった事も含めて大会という雰囲気を満喫した。
震災の影響で大会開催が危ぶまれたけど当初の
定員80名を超える105名が参加。
年々盛り上がりが増してきていて次回開催が楽しみだ。