| 宝珠山立石寺は一般的に「山寺」と呼ばれ、県内有数の観光地である。860年最澄の弟子円仁(慈覚大師)が当地を訪れ、開山したという。円仁(慈覚大師)は他にも近隣の瀧山、岩谷などに開山したといわれている。山寺の上の方、開山堂隣の小さな納経堂の下にある霊窟に円仁は入定した(864年)。南北朝時代は当初南朝に属したが、政治情勢の変化で北朝となる。1521年天童頼長が山寺を攻撃し、一山炎上させたが1543年再興している。戦国時代、父や弟との争いに悩まされた最上義光は家督相続ができるように山寺に祈願したという。そのためか1559年義光は山寺に納経堂を建立している。1689年には松尾芭蕉が訪れ、有名な「閑さや岩にしみ入る蝉の声」の句を残している。 |