我妻栄記念館 |
(写真:我妻栄記念館) |
我妻栄(1897〜1973)は米沢が生んだ日本を代表する民法学者で終戦後、日本国憲法制定のために最後の貴族院議員に勅選された。農地化改革立法、民事関係の立法などで活躍した。安保条約における岸首相の国会運営も批判した。郷土振興のため、文化勲章受賞による年金に私財を加え、母校米沢興譲館高等学校に寄託し、自頼奨学財団を設立したり、図書を興譲館に寄贈したりして後輩の育英に貢献した。このような業績を踏まえて平成三年米沢有為会が我妻栄氏の旧居を購入し、記念館として保存されることになった。 |