宇津峠は十三峠でも最大の峠で飯豊町と小国町の境であり、最上川水系と荒川水系の分水嶺でもある。現在のトンネルは新たにできたものである。以前の古いトンネルはトラックのすれ違いもできないほど狭かった。現在は古いトンネルへの道は途中で封鎖されている。
(参考)「十三峠」
かつて置賜から越後へ向う街道を越後街道と呼んだ(越後では米沢街道と呼んだ)。現在の国道113号線のルートは明治になって鬼県令三島通庸が1885年に整備した「小国新道」で、江戸時代は米沢を出発して小松(川西町)‐松原‐手ノ子(飯豊町)‐沼沢‐白子沢‐市野々‐黒沢‐小国‐足野水‐玉川(小国町)と経て、越後国(新潟県)に至る街道であった。この街道は峠が多く、まとめて十三峠と呼ばれていた。現在は道路改良などで十三峠のうち、小さな峠は確認できなくなっている。 |