長岡山

寒河江八幡宮

(写真:寒河江八幡宮)

旧西村山郡役所。現在は寒河江市郷土館となっている。旧西村山郡役所の隣にある旧西村山郡会議事堂。

(写真左:旧西村山郡役所。現在は寒河江市郷土館となっている。)(写真右:旧西村山郡役所の隣にある旧西村山郡会議事堂。)

寒河江の中心部にある長岡山は寒河江公園として市民の憩いの場となっている。長岡山の寒河江八幡宮は康平五年(1062年)に寒河江荘が藤原忠実の直轄となり、総鎮守として石清水八幡宮を奉じたのが始まりで、建久二年(1191年)大江広元が寒河江荘を与えられ、鎌倉の鶴ヶ岡八幡宮を合祀した。現在も鎌倉時代から伝わる古式流鏑馬や作試流鏑馬が行われている。長岡山には旧西村山郡役所が移築保存されている。旧西村山郡役所は明治十一年十二月に建設された明治初期の洋風建築で昭和五十三年、県の有形文化財の指定を受けて寒河江南町から長岡山に移築された。隣接して建っている旧西村山郡会議事堂も昭和五十五年に指定を受けて移築保存されている。現在、旧西村山郡役所は寒河江市郷土館として活用されている。