AQUOSケータイ (SHARP) |
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型式:SH905iTV [2008年1月モデル] | |
カラー:ゴールド | |
OS:Symbian OS | |
CPU:SH-Mobile G2 | |
ディスプレイ:3.2型NewモバイルASV液晶ディスプレイ※フルワイドVGA(480x854)表示 | |
サブディスプレイ:0.8型有機ELディスプレイ | |
テレビ:ワンセグチューナー※AQUOS採用「SVエンジン+」搭載※FMトランスミッター出力可 | |
カメラ:320万画素CMOS | |
サウンド:「ドルビーモバイル」サウンド搭載 | |
形状:折りたたみサイクロイド式 | |
入力装置:ノートパソコン型タッチパッド「TOUCH CRUISER」 | |
記憶装置:microSDカード※2GBまで(microSDHCは4GBまで)対応 | |
音声通信:3G FOMA(W-CDMA) | |
データ通信:3G FOMA(HSDPA)※FOMAハイスピード3.6Mbps | |
赤外線通信:IrSimple対応 | |
日本語入力:ケータイShoin6 | |
重量:139g | |
備考:いわゆるAQUOSケータイ。2008年2月29日、auからナンバーポータビリティーでDocomoに移り、購入する。元はといえば前年末からミニノートパソコンが欲しかったのだが、現行モデルの高価格と携帯性及び操作性への疑問から断念(携帯ゲーム機みたいに手に持って操作できるのが欲しかった)した。そこでサイズも小さいPDAを探して中古の東芝「Genio
e」を購入してみたがバッテリーが死んでいるのか充電器から離すと即データ消滅するため使い物にならず翌日返却。今ならPDAに携帯電話機能もついたいわゆるWindowsケータイだと考えてWillcomのSHARP製「Advanced
W-ZERO3 ES」かSoftBankの東芝製「X01T」だろうと思い、量販店などで聞いてみたがWindowsケータイは高価でワンセグも内蔵されていないし、EXCELでマクロが使えないし、どうも現状では高い金を出して切り替えても期待する結果が得られそうもないと思い断念。最低限ブラウザとワンセグだなあと思ってPSPやDSでもワンセグやブラウザが使えるというので調べてみるが無線LANがある場所でしか使えないとかフラッシュが見られないとか解像度が低いとかで諦める。散々、検討と妥協を繰り返した挙句に今回はWindowsとかフラッシュとかは断念し、ワンセグ機能とフルワイドVGAを備えてパソコン向けサイトを閲覧できる端末を獲得することにした(当初の希望とは大きく変わったが)。そんなわけで携帯電話の機種変更が最も簡単で妥当と結論付け、au唯一のフルワイドVGA及びワンセグ対応機種「W54T」を探す。しかし既に2008年1月に入り、東北地区ではW54Tの在庫は全滅状態で生産も終了していた。auには代わりの機種がなく途方に暮れていたがKsデンキ山形店で2月に「W54SA」が出ますよという話を聞き、待つことにする。友人のいるデンコードー米沢店で予約を入れるが待てど暮らせど発売されない。2月8日不具合発覚で販売停止・延期となり、15日にも不具合発覚で再延期。他地域で発売されてもすぐ不具合回収されて東北では発売されない。挙句にデンコードーがKsと合併するというので改装閉店に突入するので商品引渡しできない状態になり、合併相手のKsデンキだと開いているのでKs山形店に予約を移してもらう。ところがそれでも不具合のため再延期。2月下旬なら出るという話も立ち消えになり、2月29日になっても販売再開の目処が立たず日程や見通しも出てこない上に、再販売された機種も問題があって電源が切れるとかスライド傷がつくとか様々な不具合が報告されていることを知り、2年契約で使い続けられる機種ではないと判断。いい加減にauの対応にも頭にきてキャリア変更を決意。両親がDocomoなのでそちらに移ることにする。怒りの余り半ばキレてしまったので誰でも割の違約金を約一万円ほど取られるのも構わないと一気に契約。機種は2年間使うなら安物は絶対ダメだと判断し、Docomoの905iでも最高額のSH905iTVを購入。気がついたら毎月確実に1万円は支払うプランに契約していた(汗)。これでしばらくは他のものは買えぬだろう。 SH905iTVの感じはとにかく高級感あふれる機体であるということ。アルミ使用でメタリック感あるヘアライン仕上げのゴールド塗装ということで今まで見たケータイの中では最高級の代物だ。機能もGPS以外の機能はほぼ全部入り。私が希望するワンセグ機能とフルワイドVGAのディスプレイも備えており、サイクロイド式でディスプレイも簡単に横向きに出来るのでTVもPCサイトも非常に見やすい。しかもノートパソコンのようなタッチパッドも備えており、ヘビーなパソコンユーザーである私にとっては非常に嬉しい端末である。サウンドもドルビーモバイルを採用した高音質サウンドで真に最高クラスのケータイと言える。FMトランスミッター機能も備えている。ディスプレイを横にするだけでAQUOSテレビが起動するので少し戸惑ったが主にテレビを見る気なら大変便利な機能だ。車の中でワンセグを使ってもみたが感度は良い方だと思う。W44Sと大きな差はなく、PSPのワンセグよりははるかに感度が良い。携帯ホルダーに立てかけたままディスプレイを横にして見ることもできる。車の中でコンビニ弁当を食べながらドライブ先でTV視聴なんてのもいい。音は響き過ぎるようなところがあるが音質は細かく調整できるので適当な音質を見つければ大丈夫なようだ。正直な話、キャリア変更により違約金を払ったり、毎月の支払いも増額したが、それでもSH905iTVの性能と使い勝手、高級感とauでのトラブルに悩まされたことを考えると移って良かったといえる。両親と同じ携帯キャリアになったのでファミリー割引できることや4月から家族間通話無料になるのも大きなメリットといえる。残念といえばauのダブル定額ライトのような二段階の制度があればフルブラウザの定額制に入っていても支払いが楽になる月もあるのだが。データ通信の方では二段階もあるようだが、正直なところ完全定額でいいから月額がお手頃な値段になって欲しいと思う。 実際にいろいろ使ってみると重宝する場面が多い。特にネットブラウジングについてはauのW44Sを使っていた頃と比べると速度のせいかスムーズに繋がるし、画面解像度が大きいので、よく見るサイトの幅がうまく収まってみやすい。タッチクルーザー(ノートパソコンのタッチパッドみたいな機能)のお蔭でマウスのようにカーソルを動かして移動できるのでボタンだけではカーソルを当てにくい場所のクリックも楽になった。何といってもW44Sでは見ることができなかった仕事用の損保代理店システムも使うことができた(但し、ブラウザがInternetExplorerではないので証明書を要する方の代理店システムには接続できなかった)。pdfのビューワーもあるし、印刷こそできないが仕事にも使える。ノートパソコン代わりに携帯していろんな場所でネット接続して使えるというのは本当に便利だ。その後、アクセスポイントモードが必要となり、N-06Aに機種変更した。そこで母が未だに古いらくらくホンを使っていたので、ドコモショップでデータを移して母に譲渡した。 その後、MEDIAS移行でN-06Aを母に譲り、さらにXPERIAに移行し、AQUOSケータイが不要となったので返してもらってスマホガラケー「2台持ち」をやってみることにした。 その後、iPadを買う際にAQUOSケータイから契約変更して購入したので再びお蔵入りとなったが、未だにワンセグだけは使えるので所有している。 |