FLORA DM3 (HITACHI)

型式:PC-5DM03-HB4LA [1997年3月モデル]
チップセット:Intel 430HX(FSB66MHz)
CPU:Pentium200MHz
1次キャッシュ:16KB(CPU内蔵)
2次キャッシュ:512KB(パイプライン・バーストSRAM)
RAM:128MB(EDO)※ECC対応※増設・交換(旧32MB)
ディスプレイ:15型TFTカラー液晶ディスプレイ(富士通製VL-1530S)※XGA表示
グラフィックアクセラレータ:ATI 3DRAGEII264GT(本体内蔵)
VRAM:2MB
サウンド:PCM、MIDI対応(Sound Blaster16互換)
スピーカー:富士通製外付スピーカー
通信:LAN(100BASE-TX、10BASE-T)
FD:3.5inch
HDD:2.5GB
ドライブ:CD-ROM
インターフェース:USBx2
OS:WindowsMe
ブラウザ:IE6.0SP1
プリンタ:HITACHI PD3070A(ドットプリンタ)
マウス:PS/2接続(ホイールなし)
キーボード:PS/2接続
セキュリティ:AVG AntiVirus、OutpostFirewallほか
備考:管理人が現在の仕事に就く前から今の会社にあったPC(おそらく1997〜8年から)。日立からのリースらしい。もともと高性能のPCでLANもUSBも付いていた。ただしOSがWindows95のままでUSBは使えず宝の持ち腐れ状態。SCSIが無いので外付け機器もほとんど使えない。個人では再セットアップできない仕事用システムもあるし、メモリは今は亡き(?)ECC対応EDOメモリ(SIMM)、おまけにリースなので強化・修理のしようがない。ISDN時代にBADTRANSの攻撃を受けてダメージを受けた(ウイルスは処理済み)。またその前からだが頻繁にHDDにアクセスするようになってえらく処理が遅くなる(取り合えずVcacheと仮想メモリの調整でしのぐ)。一度再セットアップするか診てもらいたいが、システムが入った仕事主力機でもあるため修理に出せず。LANを用いてADSL化しても遅い。或いは代理店システム用にISDN経由のVANも別回線で繋いでいるからか?と悩む。HDDからもカチン、カチンと音がするようになり、ある時ブルースクリーン化して再起動したらクラスタチェックを始め、しかも途中でフリーズして次からはWindowsも起動しなくなった。何度も電源を入れているうちにクラスタチェックが成功して再起動するようにはなったが・・・やはりHDDから音がする。
その後日立の方に診てもらったら予想通りHDDが壊れていた。HDDは交換してもらった。しかし保守サービスにソフトウェアの復旧は含まれないということで自力再セットアップ、さらにインターネット、VAN、保険代理店用のシステムの設定を自分で行うことになる。もともと自分が設定したシステムではなかったので保険会社に問い合わせながら再設定した。分かってみると簡単だが情報がそろってなかったために少し手間取った。
InternetExplorer5.5SP2も消滅したがKDDIのDION入会用CDVer.76で提供されているので再インストールしてインターネットへの接続も復活(Windows95はIE6.0が使えない)。
ところでLEXMARKプリンタ(なぜか秋葉原で購入)はCt20AでTV機能の不具合を起こしたのでプリンタドライバもアップデートしてこちらに接続。
Windows95なのでMicrosoftIntelliPoint4.0をインストールしてホイールマウスを接続。インターネットでの閲覧に役立っている。
ある朝、起動させると起動後のデスクトップ画面で画面が変になりフリーズ。キーを受け付けず電源を切って再起動するが今度は自賠責を作成する途中の画面でフリーズ。また電源を切って再起動するが今度はメモリカウント途中でフリーズ。ついには電気は入るが画面も出なくなる。しつこくやっていたら起動したが途中で「CMOS Checksum Error」の表示。ついに日立のリース会社に電話するが「ウチでは分からない」と言われ、日立情報サービスや日立系の会社、旧日産火災のシステムを扱っていたところなどたらい回しされた挙句、どこでも分からないという話。こちとら高いリース料払ってるんじゃ。保守サービスつきなのに対応できんのやったらワシが自分で買ったり直したりした方がマシや!しかも明らかにハードがおかしいのにソフトウェア関連の質問ばかりすな!ラチがあかないので山形市内の日立電子サービスに直で電話して直してもらった。即日持ってきたマザーボードを交換し、ほとんど回復。翌日リチウム電池を交換して完全回復。全く日立の上のほうはどうなっているんだ。しかし現場が速やかに対応してくれたので、SOTECなどよりずっとマシ。よくこんな古い機種のマザーボードがあったもんだ。メーカー製パソコンはやはり近くにサポートサービス施設があることが一番重要だな。上の方などあてにならん。日立もNECもそうだが山形・米沢にすぐ頼める所があるということは非常に良い。SOTECなどの部品も地方拠点も持ってないマイナーなメーカーや海外でしか対応できないのはやっぱりダメだな。
2005年、PC-9821Ct20のRAMを128MBに強化したのに伴い、余った32MBのRAMをこちらにつけて64MBに強化した。BIOSでECCを無効にするとこのメモリでも動作する。64MBということで高速・安定化したのか以前あったブラウザの表示崩れも無くなり、画面の切替も速くなった。さらにコンピュータPROという店でRAMを購入して今までのものと交換。ついに最大値である128MBとなった。
頃は良し。このスペックならMeも入る。USBも使いたいし、保険会社の新システムにも対応できるということでWindowsMeを入れてみた。結局、今までのソフトが使えなくなるので皆インストールし直さなくてはならなくなった。
某ハードオフにて2100円でジャンクのCANON BJS600プリンタを購入し、USB接続に成功。これで旧システムでドットプリンタ印刷し、続けて新システムでインクジェット印刷することができるようになった。
だが暫く後、エラー頻発するようになりCMOSバッテリーバッドとかメモリーのエラーとか時計がゼロにリセットされるとかキーボードの接触不良で認識しないとか大変になる。その度BIOSに入って直すのでとても使えなくなる。社長がその昔、パソコンが高価だった頃のリース契約を何度も更新していて執着があるようだったが、このPCでないとできない保険計算システムも終了したのでついにネットワークから外して御役御免に。片隅にてリース終了による返却を待つ。

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