型式:550S5SW [2000年11月モデル] | |
チップセット:Intel 815E(FSB133MHz) | |
CPU:PentiumIII800EBMHz | |
1次キャッシュ:32KB(CPU内蔵) | |
2次キャッシュ:256KB(CPU内蔵) | |
RAM:512MB(PC133対応SDRAM)※増設(旧64MB) | |
ディスプレイ:15型TFTスーパーピュアカラー液晶ディスプレイ※XGA表示 | |
グラフィックアクセラレータ:ATI RAGE Mobility 128-M4x(AGP4x) | |
VRAM:8MB | |
サウンド:Intel815Eチップセット内蔵(AC97準拠) | |
スピーカー:ディスプレイ内蔵ステレオスピーカー | |
通信1:FAXモデム | |
通信2:LAN(100BASE-TX、10BASE-T) | |
HDD:120GB※交換(旧40GB) | |
ドライブ1:CD-R/RW | |
ドライブ2:DVD-ROM | |
PCカードスロット:TypeIIx2(TypeIIIx1)(CardBus対応) | |
インターフェース:USBx4、IEEE1394x2 | |
キーボード:USB接続(ワンタッチボタンつきコンパクトキーボード)※USBポートx1 | |
マウス:USB接続(ホイールあり) | |
備考:2000年11月モデル。2005年7月、ハードオフにて購入した。同系統のPriusDeckが5万円程度で売られている中、リカバリとハードディスク無しでジャンク扱いだが1万5000円で売られていたので数週間悩んだ後に購入。その間に新潟など他の地域でも確認したがDuronモデルでも4万5000円程度だったので「買い」と判断した。一年以上前から事務所のパソコンの代替として何度も探して手に入れようとしたが6〜7万円など高値で取引されており泣く泣く断念し続けていたモデルだったのでリスクもあったが何が何でも欲しくて執念で手に入れた。とはいえ既に代替パソコンは富士通などを購入しており、事務所の4つのルーター接続は埋まっているので一番スペックが低くて少し重いページを開くと遅くなる日立FLORAの代わりに設置しようとした。だが社長がFLORAを動かすことを強く拒んだので取りあえず半ば強引にFLORAの隣に設置してLANケーブルのみPriusの方に繋いでインターネット接続はPriusにさせることにした。 設置するといってもハードディスクが無いのでまずは以前PC-STATIONに入っていた60GBのハードディスクを取り付けた。このハードディスクはPC-STATIONで数多のトラブルを起こした挙句、リカバリしようとしたときに途中で駆動系が異常を起こしてディスクが回らなくなって已む無く買い替えしたいわくつきのディスクなのだが他に余りが無いのでこれにした。取り付け作業が面倒くさくて横倒しにしてカバーを外すとCD、DVDドライブの下に取り付ける場所があるのでドライブ類が乗った鉄板を横から押さえているねじを3箇所外してフロントカバーがひっかかっているツメも3箇所外してそのままフロントカバーごとドライブ類を手前に引き抜いて上に取り出す。場合によってはドライブ類についているケーブルも外してみる。そしてハードディスクを取り付けるスペースを表に出してハードディスクを取り付けた。ついでにメモリも手持ちを増設した。リカバリーがないので自前でMeをセットアップしてみた。USBキーボード、USBマウス、USBフロッピーは最初から認識したのでセットアップ自体はやりやすかった。ハードディスクに不安もあったがパーテーション区分からフォーマット、Windowsセットアップまで順調に進んだ。しかしWindowsMeには合うディスプレイドライバが無かったのでVGAの16色表示しかできない。モデムとLANアダプタのドライバも合わなかったので暫く探すことになる。何とかモデムはLucentWinModemのドライバで代用し、LANはIntelPro/100VM系のドライバをIntelのページで見つけ、ディスプレイのドライバはATIのページでRAGE系のドライバ類から探し当てた。DVD-ROMドライブはWinDVDのCDが添付されていたので良かったがCD-R/RWドライブは手持ちのEasyCDCreatorをインストールして使用可能にした。プリンタは取りあえず古くからあるが遊んでいる状態のEPSON510Cをつないでみた。 ところでこのPriusシリーズのウリはラスターパネルの液晶モニターなのだが、残念ながらこのPriusの液晶には黒い横線が何本か出ていた。この時期の日立の液晶にしばしば見られるトラブルらしくインターネット上でもよく出てくる。そこで日立に症状を伝えたところ無償で液晶パネルを交換するとのこと。土曜日に取りに来て火曜日には修理された液晶モニターが戻ってきた。素早い対応で電話での応対も丁寧だった。FLORAのトラブルの時も素早く対応してもらえたが今回も満足のいく対応だった。Priusの液晶モニターに横線が出て困っている方は捨てたり手放したりする前に日立に相談してみるとよいだろう。 スペックもなかなか良いし、これでかなり使えるマシンになった。保険代理店の合併で事務所にも人が増えたし、メインのデスクトップ機として使うために設定し直す。プリンターも自室のサブマシンに接続して事実上遊んでいた高速プリンターCANON BJS500をこちらに取り付けた。何枚も保険書類を印刷するこの仕事には高速印刷で色ごとにインクタンクが独立しているCANON製の方が画質重視のEPSON製より適している。 しかしここで気になることが発生。設置場所を変えた際にPriusの本体裏側のおおもとの電源を切り電源コードも抜いて設置しなおした。ところが本体裏の電源を入れてもパソコンが立ち上がらない。本体正面の電源スイッチを押しても反応せずあせった。結局、電源を入れた状態の専用液晶モニターを接続したまま、一旦本体裏の電源を切って再び電源をONにしたら起動して日立の画面が出た。但しBIOSバッテリーエラーが出てF1キーを押してWindowsを立ち上げたものの時刻を再設定することになった。その後は至って順調に動いているが、どうやら電源供給を断つとBIOSバッテリーエラーが発生して時刻などのメモリが失われるらしい。注意が必要だ。 そうこうしてると取り付け後わずか2週間ほどで60GBのハードディスクがおかしくなる。「Cドライブへの書き込みエラー」と表示されるブルースクリーンが連発。起動もままならない。スキャンディスクをかけるがさんざん途中停止した挙句ついに「このドライブは修復できません。物理的に損傷があります。」との表示が。もうどうしようもなく朝10時に開いてた店に駆け込みキャッシュ8MBのハードディスクをさがして購入。120GBからしか置いてなかったので値段が張ってしまった。ハードディスクを交換して夕方までほとんどつきっきりでセットアップ作業を行う。何とか壊れる前の使用状況まで戻した。やはりこのハードディスクはダメだったようだ。その後、256MB2枚でメモリを512MBまで増やす。 現在、仕事場において別の社員に貸与している状態(事実上譲渡か)。 |
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