小野川温泉は小野小町によって承和元年(834年)開湯されたと伝えられる。京から父を尋ねて旅を続けた小野小町は病に臥してこの地の石で休んでいたところ、薬師のお告げで辺りを見渡して立上る湯煙と湧き出る湯の川を見つけた。小野小町は七日間湯浴みをして疲れも取れて病も癒え、元の美人に戻ったという。尼湯の裏には小町が休んだ小町の休み石もある。1587年には伊達政宗も小野川温泉で足のケガを癒したという。
小野川温泉の辺りは水がきれいで蛍の名所で夏には蛍が飛び交う。また温泉卵もある。小野川温泉の対岸には甲子大黒天があり、全国から参拝客が訪れる。近年は小野川温泉発展のために地元の若い人が中心となり、露天風呂やかまくら作り、どこでも出前のサービス、IT化など様々な取り組みを行っている。 |