三崎峠

山形・秋田県境の日本海側の難所「三崎峠」。芭蕉も通った道。一帯は現在、三崎公園。三崎峠付近の一里塚跡。昔は三崎峠の地に有耶無耶関という関所があったという。

(写真左:山形・秋田県境の日本海側の難所「三崎峠」。芭蕉も通った道。一帯は現在、三崎公園。)

(写真右:三崎峠付近の一里塚跡。昔は三崎峠の地に有耶無耶関という関所があったという。)

三崎峠は山形・秋田県境であり鳥海山の溶岩が海に突き出た地形で難所である。羽州浜街道の要衝であることから松尾芭蕉を始め多くの旅人がこの峠を越えていった。この地には「有耶無耶の関」という関所もあったがその場所ははっきりしない。また三崎峠の旧街道沿いには一里塚跡もある。この辺りは戊辰戦争で戦場となり戦没者の供養塔や顕彰碑がある。現在は三崎公園として整備されている。