葉山山系の麓にある西根地区の草岡には縄文時代の住居跡である長者屋敷遺跡や資料館をを中心とした「古代の丘」がある。他に土偶広場や環状列石などもある。
近くには「草岡の大明神桜」がある。この桜には伊達政宗が鮎貝城に出陣した際、鮎貝氏との戦いに敗れ、この桜の洞に隠れて難を逃れ、後に家臣を遣わして桜を守らせたという言い伝えがある。
草岡には上杉氏にまつわる話もある。かつて草岡から葉山や朝日岳を越えて庄内に抜ける「朝日軍道」という道があった。これは1598年置賜と庄内を領有した上杉景勝が山形の最上義光に連絡路を中断されるのを恐れ、上杉家の重臣直江兼続が整備した直接置賜と庄内を結ぶ山岳ルートである。
また草岡の南にある寺泉集落の奥には長井あやめ温泉「桜湯」がある。こちらは西根地区の農業関係者有志の努力によって平成8年オープンした。
(参考)「置賜桜回廊」
「置賜桜回廊」は南陽市、長井市、白鷹町の桜の名所を結んだもので南陽市には烏帽子山公園の千本桜、双松公園の眺陽桜・慶海桜、漆山の黄桜、長井市には久保の桜、下伊佐沢のかすみ桜、最上川堤防の千本桜、草岡の大明神桜、白兎のしだれ桜、白鷹町には釜の越桜、薬師桜、十二の桜、子守堂の桜、八乙女種蒔き桜などがある。 |