十六羅漢岩

海禅寺の和尚が日本海の荒波で形成された奇岩に十六羅漢を刻んだことから十六羅漢岩と呼ばれる

(写真:海禅寺の和尚が日本海の荒波で形成された奇岩に十六羅漢を刻んだことから十六羅漢岩と呼ばれる)

十六羅漢岩は遊佐町吹浦の北にある日本海に面した岩場である。多くの漁師が日本海の荒波で遭難して亡くなることに心を痛めた海禅寺住職の石川寛海が元治元年に発願して石工を使って岩場に二十二体の磨崖仏を刻ませたのである。明治元年に完成した。