岩根沢三山神社(日月寺)

岩根沢三山神社岩根沢三山神社

(写真左:岩根沢三山神社山門)(写真右:岩根沢三山神社)

西川町岩根沢の岩根沢三山神社はもともと長耀山日月寺と称し、元中四年(1387年)開基された。日月寺は道場として出羽三山修験の一翼を担ってきた。江戸時代までは神仏習合の考え方で現在の伽藍が天保十二年(1841年)に建てられた際も影響を受けていた。だが明治になって神仏分離を命じられると修験道も棄釈・神勤を求められた。日月寺は明治三年に伽藍の内装を改め、月山・出羽・湯殿山三神社となり、岩根沢三山神社と呼ばれるようになった。