[いつでもdokoでもウオッチング」
−しゃしんde散歩−

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album #yacho2


@生活型 A分布 B生息地 C見られる時期 D全長 E鳴き声 F飛び方 G雌雄の特徴

水辺の鳥

アオサギ(蒼鷺)
コウノトリ目サギ科
ダイサギより大きく日本のサギ類の中で一番大きい。歩いたり待ち伏せしたりして魚類やカエルを捕らえる。最近多く見かけるようになった。
@留鳥
A全国
B干潟、内湾、湖沼、河川など
C一年中(寒地では10〜4月)
D93cm
E飛び立つときに「グァン」「グア」などと鳴く。
F直線飛行
G雌雄同色
撮影地 米沢市窪田 2月
オオバン
ツル目クイナ科
額の白いクイナ。水辺の生活に適応していて水かきを持つ水面で見かけることが多く、首を前後に動かして泳ぎ。水草や昆虫を食べる。
@夏鳥又は留鳥
A九州以北
B湖沼、河川、ハス田など
C4〜9月(寒地)、9〜4月(暖地)
D39cm
E繁殖期に「ヶッ」「ヶッヶ」キュッ」「ピッ」などと鳴く。
F足をたらして飛ぶ
G雌雄同色
撮影地  南陽市白竜湖(12月)
オシドリ(鴛鴦)
カモ目カモ科
仲の良い夫婦のたとえに使われるが他のカモ類と同様に毎年新しくつがいをつくる。どんぐりを好んで食べる。雄の鮮やかなオレンジ色のイチョウ羽根が特徴。
@留鳥または冬鳥
A全国
B湖沼、池、河川、渓流など
C一年中(寒地では4〜10月)
D45cm
E雄は「チュピ」「ピュイ」、雌は「クェ」などと鳴く。
F直線飛行
G雄は色とりどりだが雌は茶褐色で地味
撮影地 米沢市花沢 8月
オナガガモ♂(尾長鴨)
カモ目カモ科
尾が長い淡水ガモ。雄の尾はとくに長い。密集していても気にならないようで、餌付け場では他の鴨を押しのけて餌を食べる。
@冬鳥
A全国
B湖沼、池、河川、内湾など
C10〜3月
D雄75cm、雌53cm
Eオスは「ピュルピュル」、雌は「グェグェ」などと鳴く。
F直線飛行
G雄は頭部がこげ茶色、首の全面が白、尾が長い。
撮影地 米沢市窪田 3月
オナガガモ♀(尾長鴨)
カモ目カモ科
雄に同じ
撮影地 米沢市窪田 3月
オオハクチョウ(大白鳥)
カモ目カモ科
大型の水鳥で日本の鳥の中で一番重い。頭を水に入れたり逆立ちをして水底の水草を食べる。
@冬鳥
A本州以北
B湖沼、河川、河口、内湾など
C10〜4月
D140cm
E甲高い大きな声で「コォー」と鳴く。
F直線飛行
G雌雄同色

撮影地 福島市阿武隈川
カルガモ(軽鴨)
カモ目カモ科
一年中普通に見られる淡水がモ。適応性が高く山間から市街地まで、淡水から海水までどんな水域にも暮らしている。ここ山形でも硫黄鉱山の排水で酸性となった川にも暮らし、河川の浄化の目印にもなっている
@留鳥または冬鳥(北海道では夏鳥)
A全国
B湖沼、河川、池、水田など。
C一年中(寒地では4〜10月)
D61cm
E「グェグェグェ」などと鳴く。
F直線飛行
G雌雄同色
撮影地 南陽市沖郷 8月
カワセミ(翡翠)
ブッポウソウ目カワセミ科
背中が光沢のあるコバルトブルー、腹面がオレンジ色の美しい鳥。「飛ぶ宝石」とも言われる。

@留鳥または漂鳥
A全国
B低山の河川、湖沼、池など
C一年中(寒冷地では4〜10月)
D17cm
E飛翔中に「チー」と鳴くことが多い
F直線飛行
G雌は下くちばしが赤い
撮影地 米沢市堀立川遊水地
キンクロハジロ(金黒羽白)
カモ目カモ科
黒い頭に黄色い目が目立つ海がモ。雄は頭に冠羽があり腹以外は黒色
@冬鳥
A全国
B湖沼、池、河川など
C10〜4月
D40cm
Eまれに「キュ」「ガガァ」などと鳴く。
F直線飛行
G雄は腹以外は黒色。冠羽を持つ。雌は全体に黒褐色
撮影地 福島市阿武隈川

ケリ
チドリ目チドリ科
日本で見られる最大のチドリ。警戒心が強く、単独でも敵を追い払うが、近くのほかの個体も集まって共同防衛をする。
@留鳥または冬鳥
A本州〜九州
B草原、河原、水田、畑など
C一年中(寒地では3〜10月)
D36cm
E普段は「ケリリ」、繁殖期は「ケッケッケッ」と鳴く。
F直線飛行
G雌雄同色
撮影地 南陽市白龍湖 6月

ゴイサギ(五位鷺)
コウノトリ目サギ科
夜行性で魚類やザリガニなどを待ち伏せて捕らえる。コロニーを作って繁殖し枝を積み重ねた皿型の巣を一本の木にいくつもかける。
@留鳥
A本州以南
B湖沼、池、河川、海岸など
C一年中(寒地では4〜10月)
D57cm
E「ゴアゴア」と尻上がりに鳴く
F直線飛行
G雌雄同色
撮影地 高畠町露藤
コハクチョウ(小白鳥)
カモ目カモ科
オオハクチョウに似ているが一回り小さく嘴の黄色い部分が狭い。
@冬鳥
A北海道〜本州
B湖沼、河川、内湾など
C10〜4月
D120cm
E大きな声で「ホゥ」「コゥ」と鳴く。
F直線飛行
G雌雄同色
撮影地 福島市阿武隈川
コガモ(小鴨)
カモ目カモ科
日本で見られる最小の淡水がモ。冬鳥として渡来し、湖沼など完全に凍結しない地方で越冬する。北海道と本州で少数繁殖する。
@冬鳥
A全国
B湖沼、池、河川など
C9〜4月
D38cm
E「ピリッピリッ」と鳴きながらディスプレイする
F直線飛行
G雄は頭部が茶褐色で眼の周りから首の後ろは緑色
撮影地 米沢市窪田
チュウサギ(中鷺)
コウノトリ目サギ科
中型の白鷺。他のサギ類とコロニーを作る。以前は個体数が一番多かったが近年は減少している。その分アオサギが増えたように思う。
@夏鳥
A本州〜九州
B水田、湿地、湖沼、池など
C4〜10月
D68cm
E争いのときなど「ゴァー」などと鳴く
F直線飛行
G雌雄同色
撮影地 南陽市沖郷
ヒドリガモ
カモ目カモ科
雄は赤褐色にクリームを塗りつけたような頭を持つ。嘴と首が短い。淡水カモはあしが体の中央にあり歩くのがうまい。
@冬鳥
A北海道〜九州
B海岸、内湾、湖沼、河川など
C10〜4月
D49cm
E「ピーュ」と口笛のように鳴く
F直線飛行
G雄は頭が赤褐色で額から頭頂部がクリーム色
撮影地 福島市阿武隈川
ホシハジロ(星羽白)
カモ目カモ科
潜水して食物をとる海ガモだが市街地の公園でも見られる。潜る深さはキンクロハジロより浅いが潜水時間は長い。
@冬鳥
A全国
B湖沼、池、河川など
C10〜4月
D45cm
Eまれに「キュウ」と鳴く
F直線飛行
G雄は頭部から首が赤褐色で眼は赤い。雌は眼から首が褐色で眼はこげ茶色。
撮影地 福島市阿武隈川
バン
ツル目クイナ科
黒い体に赤い顔のクイナ
@夏鳥又は留鳥
A全国
B湖沼、河川、水田など
C一年中(寒地では4〜9月)
D32cm
E繁殖期に「キュル」「クルル」と甲高い声で鳴く
F足を垂らして飛ぶ
G雌雄同色

撮影地 米沢市堀立川遊水池
マガモ(真鴨)
カモ目カモ科
アヒルの原種として知られている淡水カモ。地面や水面で草の実や水草などを食べる。
@冬鳥または留鳥
A全国
B湖沼、池、河川など
C一年中
D59cm
E尻すぼみに「ゲェゲェゲェ」と鳴く
F直線飛行
G雄は頭部が緑色、胸は赤褐色、雌は全体に茶褐色
撮影地 福島市阿武隈川
ユリカモメ(百合鴎)
チドリ目カモメ科
赤い嘴を持つ小型のカモメ。夏羽は頭部が濃いこげ茶色になる。
@冬鳥
A全国
B沿岸、港、河口、湖沼、河川など
C9〜5月
D40cm
Eにごった声で「ギッ」「ガー」と鳴く
F直線飛行
G雌雄同色
撮影地 宮城県白石市白石川
シゴイ
和名は葦原にすむゴイサギという意味。
コウノトリ目サギ科
@夏鳥
A全国
Bアシ原、水田、ため池、湖沼、河川
C5〜10月
D37cm
E「オーオーオー」と繰り返し鳴く
F直線飛行
G雌の頭部は後頭部だけ暗青色
撮影地 米沢市堀立川遊水池

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