[いつでもdokoでもウオッチング」
−しゃしんde散歩−

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 「しずかなしずかな里の秋・・・」
この頃こんな歌が心に浮かんでくる。
里の秋はまだ一歩踏み込んでこないが、高い山から確実に
里に近づいている。
黄金色に染まっていた田んぼの稲刈りも終わり、
里は冬支度に精を出す頃である。

使用機材  panasonicDMC-FZ30+ND8



稲穂の波に揺れる里の秋


陽を追う毎に強く輝く夕陽かな


まもなくの錦の秋に思いはせ



一つ木に錦の秋が忍び寄る



ゆれるススキと秋の雲


名山の上に浮かぶ波跳びウサギ


まっすぐ延びる舗装道路と秋の雲



衣を纏う一人ざる夢はるか



忍び寄る冬に備え餌漁り



葦原の風に揺れ行く翡翠かな



晩秋の雲を彩る夕陽かな



葦原の先に光るは翡翠色




山並みの奥に潜むは隠れ里



夕焼けに彩り添える鷺の山



怒りの山今は錦の色染まる



旅人の心誘うススキ原



熊の鷹目の前に光る錦原



ススキ原錦に染まる百名山




まもなくの雪の世界に穂を揺らす



陽だまりに羽を伸ばすはてんとう虫



まっすぐの道を彩る絵の具かな


飛ばされた雲と落ち葉と長い冬



黄に染まる緑の淵に陽がさして



さらさらと水音揺らす落ち葉かな



一人木の衣で包む里の秋



思いっきり広げたかばんの絵の具かな

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