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−しゃしんde散歩−

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file #1 綱木獅子踊り(つなぎししおどり)

〜綱木獅子おどり〜

平成16年8月15日、恒例の綱木獅子踊りが披露されました。
山間の集落はその昔米沢から会津に向かう会津街道の宿場町でした。
旧盆の15日、この宿場町はお祭りに沸きかえったそうです。
獅子踊りは三日三晩繰り広げられたそうです。一軒一軒を回りながら
五穀豊穣・家内安全を祈ったことでしょう。今は年一度の獅子踊り奉納
のため各地から集まってきます。
そして、保存会の人たちの呼びかけで、多くの見物人も集まりました。

撮影日:2004.08.15
使用機材:minolta α-9+tokina80-200zoomF2.8
       panasonic FZ10


集落の中心に鎮座するお寺。境内が獅子踊りの
舞台となります。



時間が来ました。いよいよ始まりました。

今年も獅子の目の輝きは変わりません。



時を経た年輪は若い人に受け継がれていきます。


粛々と勇壮に舞は続きます。


老若男女、一つになって集いあう。



派手な動きはありません。しかし、その中には
力強さがあります。


今にも飛び出しそうに大きく舞います。


山間の集落はしっとりと木の香が漂う。



見得を切る。目の輝きが増している。

舞いも終盤に近づきいっそう力が入る。


笛と太鼓。ただそれだけの伴奏にあわせる
静かな舞。


久しぶりに見る孫の顔。無邪気なその顔に獅子の顔も
ほころぶ。


ひと時の休憩。涼しいこの日だったが踊り手には
熱い一日。

若い娘は必ずからかいの対象。でもそれがうれしい
祭りにこの日。


獅子舞の奉納も終わった。お囃子を続けながら
静かに退場してゆきます。

今年も変わらぬ舞を見せてくれた獅子。
遠くの未来に思いをはせます。


時間は前にしか進まないが、その歩みはいつまでも
心に刻まれる。


ゆっくりと時間が進むこの空間にはたまらない魅力がある。



深い緑の中で短い夏は足早に駆け抜ける。


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