死 神  (しにがみ)



 借金の返済ができずに死のうと思った男を止めた見ず知らずの男は、死に神でした。
 死に神は男に、「自殺をしようと思っても寿命のある者は死ぬことはできない」と言います。
 また、病人に付いている死に神を見て寿命の有る無しを見分け、寿命の有る病人からから死に神を引き離す呪いを教えます。

 イタリアのオペラ靴直しクリピスノからヒントを得た三遊亭圓朝の作

 初代三遊亭圓遊は主人公を幇間に仕立てて改作して誉れの幇間と言う題で、サゲも明るいものにしています。

 別名 誉れの幇間
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