王子の狐  (おうじのきつね)



 王子に出掛けた男が、稲叢の方に尻尾のような物が見えているので石を投げてみます。
 それは昼寝をしていた狐で、石をぶつけられてびっくりした様子で飛び起きると、あたりの草をむしって頭に乗せ、とんぼを切るときれいな娘に変身しました。
 狐はこの男を化かそうとしてるようですが、男は狐だと知っているので自分から声を掛けてみます。
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