孝行糖 (こうこうとう)
与太郎が「愚かしき者ながら孝行の徳により」と、お上から
青差し
五
貫文
の
褒美
を下げ渡されたます。
町内の
肝煎りが
与太郎にお金で渡したのではすぐに使い切ってしまうだろうと、孝行糖を売り歩く
飴屋
にさせます。
鳴り物入りで孝行糖を売り歩く与太郎が、小石川にある
水戸藩
の
上屋敷
の門前に差し掛かります。