子ほめ (こほめ)
「人に酒の一杯もおごらせようと思ったら
世辞愛嬌
が必要だ」と隠居に言われた八五郎は、世辞など言ったことのないがさつ者。
隠居から付け焼き刃的に人のほめ方を教わり、往来で遇ったった伊勢屋の番頭をほめようとした八五郎ですが失敗してしまいます。
それならばと、お七夜を祝っている竹の家へ赤ん坊をほめに行きますが、腹にないことはうまくいきません。