電解ブロックコンデンサの製作
 
50年前を思い出し、ST管の真空管ラジオを弄り始めたところ、面白くてハマッちゃい、5球スーパーの
レストアやっています。製造後60年も経過しているので、部品の不良があります。
中でも特にひどいのが、電解ブロックコンデンサーでラジオに適しているものがないのが現状です。
チューブラーのものを使って修理するのもいいのですが、やはりブロックコンは存在価値が有りどうして
も取り付けたいと思いました。

ネットで調べると、不良になったものの中身を取り出して、中にチューブラーを入れている人が居り早速
真似をしてみましたが手持ちのコンデンサーがなく新規に作ることにしました。

無いなら作るというのが私の楽しみ方の一つで、構想を練って製作してみました。

 

まず一番最初に探したものはケースです。直径が20ミリ前後のものを探したら太書きのフエルトペンがあったので約80ミリの長さに切りました。さすがにこのままでは、ブロックコンらしくないので、塗装しておきます。
中に入れるバーツです。
手持ちのコンデンサ総動員になりました。50V10μFを使いたかったのですが手持ちがなく350Vのものを使いました。最近のコンデンサーは昔のものと同じ容量でもずっと小型になったので楽に入ります。

底板にするプリント基板を内径に合わせ整形し、リード線を引き出す穴を開けました。1.6の銅線は、アースの母線に使いながら底板のストッパーとします。

銅線をハンダ付けし長さを合わせて曲げます。
コンデンサーの容量毎に色分けし+側にハンダ付けします。
収縮チューブで絶縁します。
1.6の銅線にグランド側をハンダ付けします。ケースにスムーズに入るよう配置に気をつけます。

塗装したらそれらしくなりました・・・。

ケースの端に付けたラインに沿って切れ込みを入れ内側に曲げます。中の銅線がストッパーになっていますのでしっかりと固定できます。
あっけなく完成です。

大変だったのは、適当な太さのケースを探すことでした。30から35ミリの太さのものは簡単に見つかりますが、手持ちの取付金具の直径に合うものがなくようやく探し出しました。

見るからに新品のブロックコンデンサと言う事で大変満足しました。

早速実装してみました。容量とリード線の色を書いたシールを貼り付けました。

規格
350V 20μF
350V 10μF ×2
350V 3.3μF

違和感無く取り付けられました。