2006年セミナー
今年も無事に夏のセミナーが終わりました。学生さん、コンクールを
控えている方、卒業してもピアノを続けている人など、皆さんそれぞれの
目標に向けて、真剣にレッスンを受けていました。
須田先生は、テクニックだけでは無く、音楽を続けていく人・支えていく
家族、そしてピアノが好きな会場の全ての人の心に響くお話をたくさん
きかせて下さいました。このページでは、レッスン中に須田先生が教えて
下さったエピソードをご紹介していきます。
(仕事をしながら頑張ってメモしてきました!!間違っていたらお知らせください)
「作品は弾かないと無になる」
今回はBachのイタリア協奏曲を3名が演奏しました。
弾く人によって音楽は全部違います。演奏している
時はBachと一心同体になります。自分の感性を音で
表現するということは、生きざまを見せるということ。
音楽=人間。美しい音楽を育てるためには、美しい
人間性を育んでいかなければいけません。
「外国の教育」
外国人は誉めて伸ばす!しかし、一度言われた
ことをすぐに直せないと厳しく注意されたり、レッスン
を打ち切られてしまうそうです。人の演奏も良い勉強
になります。別の曲を弾いている人が言われている
内容が自分に生かせないか、いつもアンテナを
はっておくと良いと思います。
「服装に対する意識」
ショパンは常に貴族を意識して、部屋に花を
飾ったりマナーの勉強を怠りませんでした。
西洋では現在もピアノは上流階級のものです。
エレガントな情緒を養うためには、スニーカーや
ジーンズでピアノに向かうのではなく、いつも
聴衆や曲の気分を意識した装いを心がけましょう。
「演奏家のエピソード」
世界三大テノールのパヴァロッティの1ステージの
ギャラは2000万だそうです!!!その理由は、声量が
超人的だから。人よりも特別な能力は、高く評価されます。
また、巨匠になればなるほどプレッシャーは強くなり、
ミケランジェリは、演奏会の直前に部屋に閉じこもって出て
こないこともあったそうです。
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