姿は武蔵の『鵙』を写したが翼羽や尾など各部は実鳥の実寸通りとした。  枯木鳴鵙図
鋭い眼差し、各部も寸分違わず活写されている。流石『見切りの達人』と言われる由縁か。
 水彩画の如く白・黒で表現
枯木の根元は灌木が描かれているが生花の心得もなくシンプルに山桜材とした。






 獲物を逃さない缶切のような『嘴縁突起』も表した。
 頭 部;実鳥との比較
モズは猛禽類 ― 顔の表情も精悍である。このモズに限ったことでなく他の野鳥もデジスコで撮った画像や野鳥サイトなど様々な画像を“先生”として細部を比較しながら彫っている(実例;ヤマガラ)。
また、肉眼の比較では分かりずらいが、このように画像で比較すると相違点が見えてくるのでそれによって修正している。