住職交代を考える


平成21年8月5日


  ここ数年は、住職の体力も思考力も落ち、とくに今年になってからは
 日常生活でも困った行動が目立つようになってまいりました。
  これには、母親も家内も疲れはててくるようになり、時々遊びに来る娘
 (副住職の妹)も心配し、忙しくなるお盆お期間中だけでも老人施設に入
 所するようにしてはどうかとの相談になりました。
  住職がお盆の期間中にいないなんて寂しいことだと思ったのですが
 混乱なく過ごすためにはそうした方がよいだろうということになりました。

  8月5日(水)に、試しの体験ディサービスで1日お世話になってきまし
 たが、帰ってきた住職は何だか少し寂しそうでした。
 (20歳の時から住職になって守ってきた寺から離れることを余儀なくされ
 るのは、この上なく辛い事だと思います。)

  そういう訳で、今年中に副住職が住職となる手続きを進めることに致しま
 す。今までは、住職から「そろそろ交代しろ」と言われても、副住職の私は
 小学校に勤務しながら収入を得ている身でもあるし、寺だけでは生活して
 いけませんから。
  それよりも、住職を交代したりしたら気が抜けてしまってガクッとこられても
 大変だしと思っていましたが、いよいよそんなことは言っていられない状況
 になってまいりました。
 見るに見かねて「私が住職をするから」と言ったら、「そうしてくれ」と・・・。

  学校勤務も、定年退職まであと4年半です。住職は、「それまで元気でい
 るから、しっかり努めろ。」と、言ってくれてはいましたが・・・。
  私もできるだけ定年まで勤務したいとは思っていますが、私の場合教頭
 ですので、他の職員の手前、夕方6時からのお経読みでも気を使います。
  温かい目で見てくれる人ばかりとは限らないでしょうから、板ばさみに遭
 い苦しむことになるでしょうし、…今までもそうでした。

  「仕事は世のため人のため」という信念を基盤にして教育畑で頑張って
 きたつもりですので、何とか両立させる方策を考えてはいるところです。